若田宇宙飛行士は、7月8日に東京都千代田区の有楽町朝日ホールで開催された、JAXAシンポジウム2010「世界に羽ばたく日本の宇宙開発」に参加しました。
若田宇宙飛行士は、「新たな有人宇宙時代の実現に向けて」と題したトークセッションで、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在した際の体験や、長期滞在中に「きぼう」日本実験棟で行った実験を紹介しました。
トークセッションの中で、若田宇宙飛行士は、「長期的に見れば、有人宇宙開発は人類が種として存続していくための危機管理の取り組みの一環」と述べ、「その活動は、日本の様な技術立国がリーダーシップを取りながら進めるべきだ」と、日本の有人宇宙開発の重要性について語りました。