国際宇宙ステーション(ISS)の第28次/第29次長期滞在クルーである古川宇宙飛行士は、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)を中心にISS長期滞在に向けて訓練を行っています。
古川宇宙飛行士は、長期滞在を共にするNASAのマイケル・フォッサム宇宙飛行士とロシアのセルゲイ・ヴォルコフ宇宙飛行士とともに、ISSで火災、急減圧、空気汚染などの緊急事態が発生した際の対応訓練や、医療訓練の一環で、ISSでのAED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生のシミュレーション訓練などを行いました。その他、実験運用に関わる訓練も行い、フランス国立宇宙研究センター(CNES)が開発したDECLICと呼ばれる流体を観察する実験装置のセットアップ方法について、モックアップ(実物大の訓練用模型)を使用して訓練を行いました。