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JAXA宇宙飛行士活動レポート 2010年7月

古川宇宙飛行士のISS長期滞在に向けた訓練

最終更新日:2010年8月31日

国際宇宙ステーション(ISS)の第28次/第29次長期滞在クルーである古川宇宙飛行士は、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)を中心にISS長期滞在に向けて訓練を行っています。

古川宇宙飛行士は、長期滞在を共にするNASAのマイケル・フォッサム宇宙飛行士とロシアのセルゲイ・ヴォルコフ宇宙飛行士とともに、ISSで火災、急減圧、空気汚染などの緊急事態が発生した際の対応訓練や、医療訓練の一環で、ISSでのAED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生のシミュレーション訓練などを行いました。その他、実験運用に関わる訓練も行い、フランス国立宇宙研究センター(CNES)が開発したDECLICと呼ばれる流体を観察する実験装置のセットアップ方法について、モックアップ(実物大の訓練用模型)を使用して訓練を行いました。

古川聡宇宙飛行士
JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

写真:ISSでの火災を想定した対応訓練を行う古川宇宙飛行士

ISSでの火災を想定した対応訓練を行う古川宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)


写真:心肺蘇生のシミュレーション訓練を行う古川宇宙飛行士ら第28次/第29次長期滞在クルー

心肺蘇生のシミュレーション訓練を行う古川宇宙飛行士ら第28次/第29次長期滞在クルー(出典:JAXA/NASA)


写真:DECLICのセットアップ方法について説明を受ける古川宇宙飛行士

DECLICのセットアップ方法について説明を受ける古川宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)



打上げまで1年を切り、いよいよISS長期滞在が近づいてきたなと感じています。医療訓練や実験運用に関わる訓練では、医師としての私の背景が活きていると実感します。また、緊急時対応訓練などでは、これまで訓練で培ってきた運用者(オペレータ)としての力を仲間と合わせて対処します。支えてくださっている多くの方々に感謝しつつ、宇宙で良い仕事をできるよう頑張っていきたいと思います。

 
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