ソユーズ宇宙船(21S)の打上げ
国際宇宙ステーション(ISS)の第22次/第23次長期滞在クルーである野口宇宙飛行士は、ソユーズTMA-17宇宙船(21S)に搭乗して国際宇宙ステーション(ISS)に向かい、約5ヶ月間にわたるISS長期滞在を開始しました。
バックアップクルーの古川宇宙飛行士をはじめ、若田、星出両宇宙飛行士も、この打上げに関わる地上支援業務を行いました。
野口宇宙飛行士のISS長期滞在中の活動については、以下のページをご覧ください。
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JAXA宇宙飛行士の2009年12月の活動状況についてご紹介します。
国際宇宙ステーション(ISS)の第22次/第23次長期滞在クルーである野口宇宙飛行士は、ソユーズTMA-17宇宙船(21S)に搭乗して国際宇宙ステーション(ISS)に向かい、約5ヶ月間にわたるISS長期滞在を開始しました。
バックアップクルーの古川宇宙飛行士をはじめ、若田、星出両宇宙飛行士も、この打上げに関わる地上支援業務を行いました。
野口宇宙飛行士のISS長期滞在中の活動については、以下のページをご覧ください。
山崎宇宙飛行士は、STS-131ミッションに向けて、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)で訓練を行っています。
山崎宇宙飛行士らSTS-131ミッションクルーは、スペースシャトルのモックアップ(実物大の訓練施設)を使用して、軌道投入後の作業を実際のタイムラインに沿って確認する訓練を行いました。クルーは、打上げから約8分30秒後に軌道に投入されると、協力して与圧服(オレンジスーツ)から着替え、船内の生活環境を整えていきます。
また、帰還時の軌道離脱前に行う作業を確認する訓練も行いました。軌道離脱前には、軌道投入後とは反対に、船内を片付け、トイレや調理台などの設備を停止し、帰還に備えて与圧服を着用する作業などを行います。
その他、山崎宇宙飛行士は、ステファニー・ウィルソン宇宙飛行士とともに、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)の操作訓練を行いました。訓練では、スペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)から多目的補給モジュール(Multi-Purpose Logistics Module: MPLM)を取り外し、ISSに取り付ける作業や、ISSからMPLMを取り外し、スペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)に収納する作業などを行いました。
また、山崎宇宙飛行士は、日本に一時帰国し、JAXA東京事務所にて記者会見を行いました。山崎宇宙飛行士は、打上げに向けた準備状況を説明するとともに、記者からの質問に答えました。会見の中で山崎宇宙飛行士は、「まずはミッションに集中して、いい仕事をしたい。スペースシャトルの集大成となるミッションなので、先輩方の積み重ねの集大成として、次にバトンを渡せるように頑張りたい。」と、ミッションに向けた抱負を語りました。今回が打上げ前最後の帰国となりました。
野口宇宙飛行士のISSでの活躍ぶりに私も元気をもらっています。STS-131のクルーも、インストラクタ、地上管制官、フライトサージャンなどと一緒に、皆でミッションに向けて取り組んでいます。オレンジ色の与圧服も、かなり体に馴染んできました。今までの訓練の成果を発揮していきますので、どうぞ応援宜しくお願い致します。 |
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油井、大西、金井宇宙飛行士候補者は、米国での宇宙飛行士候補者訓練を継続しており、今月はスペースシャトルやアポロ計画についての講義を受けました。
この他、大西宇宙飛行士候補者は、ISSのシステムに関わる訓練を行い、これまでの訓練のまとめとして、ISSのネットワークシステムに関する試験を受けました。
また、油井、大西、金井宇宙飛行士候補者は、日本に一時帰国し、「きぼう」日本実験棟のロボットアームの操作訓練などを実施しました。
日本に一時帰国した若田宇宙飛行士は、東京国際フォーラムで開催された宙博2009に、STS-127(2J/A)ミッションのクルーとともに参加し、ミッション報告会を行いました。
報告会では、ミッションの映像を交えながら、「きぼう」日本実験棟の組立てや国際宇宙ステーション(ISS)での生活の様子などについて紹介しました。
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