山崎宇宙飛行士は、STS-131ミッションに向けて、他のSTS-131ミッションクルーとともにNASAジョンソン宇宙センター(JSC)で訓練を行っています。
山崎宇宙飛行士は、無重量環境訓練施設(Neutral Buoyancy Laboratory: NBL)での、ウォーター・サバイバル訓練を実施しました。
この訓練は、スペースシャトルの打上げ・帰還時に異常が発生した場合を想定し、スペースシャトルからの脱出手順や、脱出した後の海上での与圧服(オレンジスーツ)に装備されているサバイバルキットの使用方法などを習得するために行われます。
また、スペースシャトルのモックアップ(実物大の訓練施設)を使用して、スペースシャトル着陸後にスペースシャトルに緊急事態が発生した場合を想定して、ハッチから緊急脱出用スライドを使用して脱出する訓練や、ハッチが開かない場合に、フライトデッキの窓からロープを伝って脱出する訓練を行いました。