国際宇宙ステーション(ISS)の第22次/23次長期滞在クルーである野口宇宙飛行士は、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)にて、船外活動訓練を行いました。
訓練では、足場が不安定な状態での船外活動作業を摸擬するために、体をクレーンで吊り上げられた状態で船外活動ツールの操作を行いました。ボルトを締めたり緩めたりする際に使用するピストル型パワー・ツール(Pistol Grip Tool: PGT)などの船外活動ツールを操作し、ボルトを回した際の反作用で体が動いてしまう状況に対処しながら、作業を行う訓練を行いました。
また、米国の船外活動で使用する船外活動ユニット(Extravehicular Mobility Unit: EMU)のメンテナンス方法についても訓練を行いました。