若田宇宙飛行士は、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)で行われた、STS-127(2J/A)ミッションに向けた技術評価に参加しました。
2J/Aミッションで、「きぼう」船外実験プラットフォームは、船内のクルーが操作するISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)に把持され、「きぼう」船内実験室に結合されます。
技術評価は、船外活動クルーの支援がない場合でも、国際宇宙ステーション(ISS)外部のカメラ映像だけで船外実験プラットフォームの取付けが可能かを評価するために行われました。2008年9月には、取付け作業に必要なカメラ映像を選ぶための技術検証に山崎宇宙飛行士が参加しました。
若田宇宙飛行士は、シミュレータ上でSSRMSを操作し、カメラ映像だけを頼りに船外実験プラットフォームを船内実験室の結合機構に接近させ、取付けができることを確認しました。