山崎宇宙飛行士は、現在NASAジョンソン宇宙センター(JSC)を中心に活動しています。宇宙飛行士としての訓練と並行して、NASA宇宙飛行士室のロボティクス業務を担当しています。
山崎宇宙飛行士は、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を使用して「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームを船内実験室に取り付ける際の、カメラ視野の検討を行いました。
船外実験プラットフォーム取付け時に船外活動クルーの支援がない場合を想定して、SSRMSのシミュレータ上でハンドコントローラを操作しながら、どのカメラ映像が必要かを選定するためのNASA/JAXAの技術検討に加わりました。
技術検討の結果は、2J/A(STS-127)ミッション時に船外実験プラットフォームの取付けを行う若田宇宙飛行士らが実施する、船外実験プラットフォームをカメラ映像のみでどの程度まで結合機構に接近させられるかを見極めるための評価に反映されます。