若田、野口両宇宙飛行士は、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(Gagarin Cosmonaut Training Center: GCTC)にて、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に向けた訓練を行いました。
若田、野口両宇宙飛行士は、ロシアが開発した「ザーリャ」(基本機能モジュール)、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)、「ピアース」(ロシアのドッキング室)の生命維持システムや熱制御システム、通信システムなどについて、シミュレータを使用した訓練や講義を通して、知識を習得しました。
今回の星の街での訓練は、ロシア居住棟の環境制御システムの最終訓練及び口述試験がありました。アメリカのシステムと違い、ロシアのものは最新式とは言えませんが信頼性が高く、故障してもすぐにメンテナンスできることが優れていると思いました。各国の技術の優れた面を見ることができるのが長期滞在訓練のひとつの楽しみです。 |
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