若田、野口両宇宙飛行士は、第18次長期滞在クルーのバックアップクルーのひとりであるNASAのティモシー・クリーマー宇宙飛行士と共に、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)にて、国際宇宙ステーション(ISS)での活動を模擬したシミュレーション訓練を行いました。
訓練は、実際の運用を模擬するために、ISSの実物大の訓練施設を用い、ISSの飛行管制を行うミッションコントロールセンターを訓練教官が模擬する形で行われ、4時間にわたり第18次長期滞在クルーのISSでの活動を模擬した訓練が行われました。
若田宇宙飛行士はアマチュア無線による地上との交信や環境制御機器の確認、野口宇宙飛行士はISS内の機器の予備品の在庫確認や消火器の点検など、タイムラインに沿ってミッションコントロールセンターと連絡を取りながら各自の作業をこなしていきました。