野口宇宙飛行士は、岩手県花巻市にて「宇宙日記~ディスカバリー号の15日間」と題し、講演会を行いました。会場となった花巻市文化会館大ホールには約900名の方々が来場しました。
ブルースーツ姿で登場した野口宇宙飛行士は、講演を行うきっかけとなった、宮沢賢治氏(岩手県出身)の作品「銀河鉄道の夜」の原稿の精密レプリカをSTS-114ミッションで携行した話や、ビデオでSTS-114ミッションでの活動やスペースシャトルから見た地球の姿などを紹介しました。野口宇宙飛行士は「宇宙から見た地球はとても美しかった。きれいな自然を次世代へ残したいと強く感じた。」と宇宙で感じたことを振り返り、思いを伝えました。講演後の質問コーナでは、子供たちから「宇宙飛行士になる秘訣は」「地球を見て考えたことは」などの質問が寄せられました。