古川、山崎宇宙飛行士は、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)で、シミュレータを使用してスペースシャトルミッション中の国際宇宙ステーション(ISS)組立て運用を模擬した訓練を行いました。
訓練では、STS-115ミッションで実際に実施された、P3/P4トラスをISSのP1トラス先端へ取り付ける運用が模擬されました。
古川宇宙飛行士は、ISSに滞在しているクルー役として訓練に参加し、宇宙ステーション訓練施設(Space Station Training Facility: SSTF)にあるISSシミュレータ上で「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)を操作し、P3/P4トラスをP1トラスへ取り付ける運用を行いました。山崎宇宙飛行士は、スペースシャトルのクルー役として訓練に参加し、シャトル・ミッション・シミュレータ(Shuttle Mission Simulator: SMS)で、スペースシャトルの機器の操作を行い、ISSクルー役の古川宇宙飛行士および地上管制官と協調して運用を行いました。訓練では、運用中に緊急事態を発生させ、それに対処する訓練なども行われました。
一緒にシミュレーションに参加していたISSクルー役の他の飛行士、スペースシャトルのクルー役の山崎さんら、さらに地上管制官との協調作業で、タスクを実施しました。適切にコミュニケーションをとりながら、安全・確実に作業することが大切で、そのように訓練しています。将来ISSで、実際にロボットアームを操作したいです。 |
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