JAXA宇宙飛行士活動レポート 2004年12月
JAXA宇宙飛行士の2004年12月の活動状況についてご紹介します。 ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)候補者訓練古川、星出、山崎宇宙飛行士は、12月も引き続きスペースシャトルのミッションスペシャリスト候補者訓練を行いました。 12月は、スペースシャトルのシステム訓練を行い、講義のほか第1段階の試験も行われました。また、T-38ジェット練習機飛行訓練も継続して行いました。 MS候補者訓練を半年終えて ~古川、星出、山崎宇宙飛行士インタビュー~これまでのMS候補者訓練で感銘を受けたこと、大変だったこと、また今後の訓練で気になっていることについてインタビューしました。実際の訓練映像と交えてご覧ください。 「きぼう」日本実験棟組み立て時の船外活動作業検証試験
土井宇宙飛行士と若田宇宙飛行士は、米国ヒューストンにあるNASAの無重量環境訓練施設(Neutral Buoyancy Laboratory: NBL)にて、「きぼう」日本実験棟の打上げに向けたLaunch To Activation(LTA)検証作業を行いました。 スペースシャトルで運んだ「きぼう」を国際宇宙ステーション(ISS)に取り付けるにあたり、スペースシャトルから電力を供給していたケーブルを「きぼう」から取り外す必要があります。取り外したケーブルは、スペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)に収納されます。今回の検証作業では、この収納装置が、船外活動を行う宇宙飛行士によってうまく使えるかどうかを調べました。
最終更新日:2005年1月21日
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