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ISS搭乗宇宙飛行士活動レポート 2001年3月

 古川、星出宇宙飛行士および角野宇宙飛行士候補者の2001年3月の活動状況についてご紹介します。

飛行機操縦訓練
 角野候補者は、米国テキサス州ヒューストンにて小型軽飛行機(Cessna152)を用いた飛行機操縦訓練を行いました。2000年5月に引き続き2回目の飛行機操縦訓練となります。
 この訓練は、宇宙飛行士に必要なマルチタスク能力、英語による無線でのコミ ュニケーション能力などを向上させることを目的に行われました。

角野候補者


コズミックカレッジ
 古川、星出両宇宙飛行士は、筑波宇宙センターでロシア語と英語の語学訓練や体力トレーニングなどを継続的に実施しています。
 また、両宇宙飛行士は、筑波宇宙センターで行われた春期コズミックカレッジ開講式に揃って出席。子供たちからの熱烈な質問攻めにも優しく対応していました。その後、古川宇宙飛行士は宇宙科学者コースで無重量環境試験設備について講義を行い、星出宇宙飛行士は宇宙飛行士トレーニングの総括講義に出席。ここでも小・中学生からの熱い視線を浴びていました。
開講式 古川宇宙飛行士

 4月、5月は3人揃って、ヒューストンで国際宇宙ステーション(ISS)のシステムについて訓練を行う予定です。
 この訓練は、アドバンスト訓練と呼ばれる訓練の一部で各国の宇宙飛行士が一緒にISSのシステムについて詳しく学ぶものです。現在、アメリカから1名、ヨーロッパから4名、ロシアから1名、日本から3名の宇宙飛行士が参加する予定です。


 ISS搭乗日本人宇宙飛行士活動レポート4月分は5月中旬に掲載予定です。お楽しみに。

最終更新日:2001年4月17日

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