MFDロボットアーム・ミッションの概要 
   
    
   
   
 
   
  
  
    
    MFDは、「きぼう」日本実験棟の構成要素のうち、機能的に重要で、かつ技術的に高度なロボットアーム(JEMRMS)について、その打上げに先立って飛行実証試験を行うもので、主に次の飛行実証試験を行うことを目的としています。 
  
   
    
      - (1) 無重量環境下でのロボットアームの機能・性能に係る実証試験
        (2) ロボットアームの操作に係る人間機械系設計に係る実証試験 
        (3) 軌道上交換装置(ORU)の脱着や、ドアの開閉に係る実証試験 
     
   
  
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        |   MFDロボットアーム 
            MFD Robot Arm   | 
          軌道上交換ユニット:ORU   | 
          ドア:DOOR   | 
      
    
  
  MFDロボットアームに係る飛行実証試験は、次の順に実施されます。
  
  
    
  
  
     また、上記のMFDロボットアームに係る飛行実証試験に加えて、スペースシャトルに搭載されたMFDロボットアームを地上から遠隔操作するというロボットアーム技術実験が行われます。これは、将来の有人宇宙施設に搭載されたロボットアームの効率的な運用に資することを目的とした実験です。このMFDロボットアームの地上遠隔操作実験は、地上から必要な電子ファイルを送信することにより行われるもので、次のような実験が行われます。 
    
  
 
  
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TEACHING(Crew Operated Trajectory Repetition): 
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搭乗員操作によるロボットアームの軌道を基に、軌道指令ファイルを作成し、そのファイルを地上から送信することにより、搭乗員操作による軌道を遠隔操作で再現する実験 
      
     
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