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国際宇宙ステーション

STS-127 NASAステータスレポート#15

最終更新日:2009年7月23日
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2009年7月22日(水) 午後8時00分(米国中部夏時間)
2009年7月23日(木) 午前10時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)での第3回船外活動は、船外活動担当宇宙飛行士ひとりの宇宙服内の二酸化炭素吸着器に潜在的な問題が発生したため、ミッションコントロール飛行管制官の指示により、5時間59分で終了しました。

ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のデイヴィッド・ウルフとクリストファー・キャシディは、STS-127ミッションの第3回船外活動を、米国中部夏時間7月22日午前9時32分(日本時間7月22日午後11時32分)に開始しました。ふたりが、ISSに太陽が当たらない時に太陽エネルギーを蓄える6基の新しいバッテリの取付け作業中、キャシディの二酸化炭素レベルが想定値を超えたため、午後3時31分(同7月23日午前5時31分)に船外活動は終了しました。終了までにふたりは、2基のバッテリを取り付けました。残りのバッテリは、7月24日の第4回船外活動で取り付ける予定です。

P6トラスのバッテリ交換の準備として、MSのダグラス・ハーリーとジュリー・パイエットは、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を操作して、バッテリを搭載した曝露機器輸送用キャリア(Integrated Cargo Carrier-Vertical Light Deployable: ICC-VLD)を作業場所まで移動させました。

船外活動担当宇宙飛行士は、「きぼう」日本実験棟の船外パレットに搭載された実験装置から断熱カバーを取り外し、7月23日に予定されている船外実験プラットフォームへの移設に備えました。

キャシディの状況に緊急の危険はなかったため、船外活動は手順に従って終了されました。この船外活動は、スペースシャトル「エンデバー号」がISSとドッキング中に予定されている5回の船外活動のうちの3回目です。ISSの建設と維持のために実施された船外活動は今回が128回目で、合計798時間30分におよびます。さらに、ISSのエアロックから船外に出た100回目で、米国の船外活動記録としては216回目です。これはまた、ウルフにとっては7回目の船外活動で、合計時間の41時間57分は歴代14番目です。キャシディには初めての船外活動でした。

7月23日は、新たに取付けられた船外実験プラットフォームに、「きぼう」ロボットアームを使用して船外機器や実験装置を移設する作業が中心となる予定です。若田光一とティモシー・コプラは、これまで試験は行ってきましたが、実際に初めて「きぼう」ロボットアームを操作する予定です。

ISSのクルーは昨日より少し早い、7月22日午後8時00分(同7月23日午前10時00分)頃に就寝し、その30分後にスペースシャトルのクルーが就寝します。7月23日の起床予定は、午前4時33分(同7月23日午後6時33分)です。次回のSTS-127ステータスレポートは、船外活動終了後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-127 MCC Status Report #15(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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