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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #07-04

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第14次長期滞在クルー
2007年1月19日(金) 午後9時30分(米国中部標準時間)
2007年1月20日(土) 午後0時30分(日本時間)

1月19日夜、ロシアの無人のプログレス補給船(24P)が国際宇宙ステーション(ISS)の「ピアース」(ロシアのドッキング室)にドッキングし、新しい補給品がISSに到着しました。

約2.3トン以上の食糧、推進剤、その他第14次長期滞在クルーのための補給物資を積んだプログレス補給船(24P)は、米国中部標準時間1月19日午後8時59分(モスクワ標準時間1月20日午前5時59分、日本時間1月20日午前11時59分)に、ピアースに自動ドッキングしました。この時ISSは、ウルグアイ南東沖の南大西洋上空、高度220マイル(約354km)を飛行中でした。このプログレス補給船(24P)はISSを訪れた24番目の補給船で、1月17日の夜(日本時間1月18日昼間)に、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたものです。

新しいプログレス補給船(24P)は、前回のプログレス補給船(23P)が格納できなかった自動ドッキングシステムのアンテナを、ドッキングする約50m手前の位置で計画通り格納しました。2006年10月26日のプログレス補給船(23P)のドッキング時に、プログレス補給船(23P)の自動ドッキングシステムのアンテナは格納できませんでした。第14次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・ロペズ-アレグリアとフライトエンジニアのミハイル・チューリンは、2月下旬に船外活動を行い、古いプログレス補給船(23P)が4月上旬に「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)の後方ドッキングポートから分離する前に、アンテナを手動で格納し、固定する作業を行う予定です。

クルーは、新しいプログレス補給船(24P)とISSとの間のハッチを今夜中に開けて、補給船のシステムを停止させる予定です。搭載されてきた物資は、今後数週間にわたって荷下ろしが行われる予定です。プログレス補給船(24P)には、ロシアのスラスタ噴射用の推進剤が1,720ポンド(約780kg)、酸素が110ポンド(約50kg)、予備部品、実験用機材や環境制御システム機材などの補給物資が3,300ポンド(約1,497kg)近く積まれています。

今週、第14次長期滞在クルーは、プログレス補給船(24P)の到着に向けた準備に加え、ISSのメンテナンス作業や科学実験を行いました。ロペズ-アレグリアとフライトエンジニアのサニータ・ウィリアムズは、栄養状態の評価(Nutritional Status Assessment: Nutrition)という実験のため、飲食したものを報告し、血液と尿のサンプルを採取しました。この実験は、微小重力下で人体がどのように栄養素を処理するかを調べるものです。

ロペズ-アレグリアは、クルー健康管理システム(Crew Health Care System: CHeCS)の一部である揮発性有機物分析装置(Volatile Organic Analyzer: VOA)の消耗部品を交換しました。VOAは、ISS内の空気に含まれる特定の有機化合物を識別し、その量を計測する気体分析装置です。このような有機化合物の中には、濃度が高まるとクルーの健康に有害になるものもあります。古い部品は次のスペースシャトル・ミッションで地上に持ち帰る予定です。

ウィリアムズは、植物の根が重力加速度を感知するしきい値を調べる実験(Threshold Acceleration for Gravisensing: Gravi)の一環であるレンズマメの発芽に関する作業に集中しました。この実験は、欧州宇宙機関(ESA)の植物培養装置(European Modular Cultivation System: EMCS)の遠心分離器を利用して、異なる重力が植物の根にどのように影響するかを調べるもので、将来長期間にわたる宇宙飛行中に食用の植物を育てることを視野にいれた実験です。

チューリンは、長期間の宇宙飛行と関係がある骨や筋肉の密度減少を防ぐ方法を研究するためのデータを取るために、エアロバイクでの運動を行いました。その他に、チューリンは数多くのロシアの実験をこなしました。

また、3人のクルーは、今後予定されている第14次長期滞在クルーの船外活動について、地上の専門家と話をしました。ロペズ-アレグリア、チューリン、ウィリアムズは、当初から計画されている船外活動と、プログレス補給船(23P)からアンテナを取り除くために行われる4回目の船外活動に向けて、ISS船内で準備を始める予定です。最初の3回の船外活動はロペズ-アレグリアとウィリアムズが行うことになっており、先日新たに起動されたISSトラスの冷却システムに関連する作業と、P6トラスの移動準備に関する作業が予定されています。

ISSクルーの活動状況、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは1月26日(金)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2007/iss07-4.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2007年1月22日

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