NASA研修報告会
(2002年11月8日)
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1. 概要 |
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2002年8月に実施した NASA
研修の成果を公開するため,2002年11月8日(金),京都市立芸術大学大学会館ホールで,京都芸大学生・教職員と一般を対象に,宇宙開発事業団
(NASDA)
の共同研究者をゲストに迎えて「NASA研修報告会」を実施した。予定時間を越える約3時間の報告会であったが,聴衆の熱心な参加があり,充実した報告会
となった。
日時・場所: 2002年11月8日 16:00より 京都市立芸術大学大学会館ホールにて
NASDA からのゲスト: 吉富,福田,荒木,浜田 (敬称略)
発表者: 荒木,AAS のメンバー(福嶋,松井,池上,野村ほか)
参加者: 京都芸大学生・教職員,学外の研究者,報道関係者など,あわせて百数十名
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2. 内容 |
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荒木 (NASDA):
- 国際宇宙ステーション (ISS)
計画と,日本実験棟「きぼう」の人文社会的利用の概要について,ヴィジュアルな資料を用いて解説した。
京都芸大 AAS メンバー:
- Atlas 5 ロットによる通信衛星 Eutelsat
の打ち上げのようすを,現地で撮影したビデオを元に数分の動画に編集し上映した。音声にも編集を加えたので,臨場感あふれる映像になった。学生の中には,
感動してその後種子島まで打ち上げを見に行った者もいたということである。
- 静止画などを用いて,AAS 研究グループのこの数年間の活動を紹介した。
- ジョンソン宇宙センター(JSC),ケネディ宇宙センター (KSC)
内の施設や関連見学施設で撮影した静止画,動画を多用して,スペースシャトルによ
る ISS
組立サイクル,ISS の詳細,NASA の各施設の役割,見学施設における展示の方法などについて,詳細に解説した。
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3. 映像・画像 |
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当日上映した Eutelsat 打ち上げビデオ (MPEG, 32MB)
プレスサイトで見た,Pad 41 からの Atlas 5 による Eutelsat の打ち上げ。
点火から10秒以上経ってようやく音が聞こえ始めるようす,
打ち上げの約2分後,成層圏に達したところで固体燃料補助ロケットによって進路が東(画面では下向き)に変わるようす,
轟音による振動で付近の車のアラームが鳴ることなどに注意されたい。
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会場風景
国際宇宙ステーション・日本実験棟と人文社会学的利用について
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NASDA 側メンバーの紹介
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「宇宙への芸術的アプローチ」研究活動の解説
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NASA 施設の解説(JSC 関係) |
NASA 施設の解説(KSC 関係) |
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4. 資料 |
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