ヨーロッパ実験棟のコロンバスモジュール内にある植物用栽培装置を利用して植物実験を行いましたが、植物用栽培装置に不具合があり、一部の試料のみ回収しました。

生育画像及び回収試料の分析により、微小管の構造がねじれているため重力に抵抗する能力が低く地上では大きく育たない変異体も、宇宙の無重力下では、芽ばえ段階までは正常な細胞壁をつくり、正常に生育できることが示されました。また、ヨーロッパ宇宙機関と協力し、植物用栽培装置の不具合原因を明らかにしました。