自然界における複雑な形態/構造(環境、気象、生命)を決定する非線形・非平衡現象(散逸構造、自己組織化)の本質を探究します。
散逸構造では、微小なゆらぎに重力等外場がカップリングし、系の時間発展に重要な影響を与えます。
日本は伝統的に非平衡統計力学の水準が高く、また微小重力利用においても視野の広いコミュニティが形成されており、今後、有望なテーマの成熟が期待できます。