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物質の状態変化の特異点である臨界点を観測することにより、相変化の普遍性を探究します。 |
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臨界点においては、ミクロな粒子のゆらぎが巨視的なスケールにまで拡がり、系全体の熱力学変数を支配しています。このような臨界現象を研究するには、物理的なスケールを粗視化して理論的に解析するメゾスケールの統計物理学が注目されています。メゾスケールのゆらぎの観測には、微小重力環境が極めて有効です。 |
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臨界現象は、日本の研究者が独自の理論/実験研究を進めており、国際競争力が高い研究分野です。ロケット実験等により、早期に、基礎物理分野における微小重力利用の有効性を実証していく予定です。 |
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