公募地上研究

国際宇宙ステーションの軌道上における組立が開始され、宇宙環境利用の本格的時代を迎えようとしています。宇宙環境では、微小重力環境等地上では得がたい環境の下で、実験を実施することができます。我が国は、日本の実験モジュール「きぼう」で国際宇宙ステーション計画に参加しており、今後、国際宇宙ステーションが完成すると、このような宇宙環境利用の機会が飛躍的に増大することになります。

一方、全国で展開されている広範な分野の研究活動と宇宙実験を効果的に結びつけていくためには、具体的な宇宙実験の提案・実施に至るまでに地上における関連研究の蓄積が必要です。

本制度は、このような認識の下に、実際にきぼうを中心とした宇宙環境を利用する準備段階として、幅広い分野の研究者に研究機会を提供し、宇宙環境利用に関連する地上研究を推進することを目的としています。

公募地上研究に関する詳細は(財)日本宇宙フォーラムをご覧ください。