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4月18日(火)筑波宇宙センターにおいて金井宇宙飛行士がタンパク質結晶化に関する訓練を行いました。
本訓練は通常のミッションに向けた訓練とは別に、医者であり研究者に近い視点で実験を見ることができる金井飛行士だからこそ、通常の訓練を超えて、実験全体の流れを把握し、実験の意義、重要性を把握しておきたい、ということから今回の訓練を実施することとなりました。
公開された訓練で金井飛行士は実験担当より軌道上に向けてタンパク質が地上でどのように準備されるか、ISSで実験をする際に自分が行う作業にどういう意味があるのか、その結果どのような結晶ができるか、について習熟する機会となりました。
【参考】タンパク質結晶化実験に係る訓練の内容
① タンパク質溶液をキャピラリ(細いガラス管)に充填・封入する
② 軌道上での実験開始操作を実施
③ タンパク質が結晶化したときにどのように見えるかを観察する
また、訓練公開後に行われた記者会見では金井飛行士よりミッションに向けた意気込みなどを説明するほか、金井飛行士ミッションロゴの初披露もされました。
国際宇宙ステーション(ISS)第54次/第55次長期滞在ミッションのJAXAロゴは、これまでに「きぼう」を通じて得られた技術開発と知見をもとに、成果の収穫期に移ろうとしているサイクルをイメージしてデザインしました。
油井・大西宇宙飛行士が築いた新たな「きぼう」利用環境を最大限活用し、その成果を地上へ還元するとともに、国際宇宙ステーションから、月、火星など将来の探査へつなげる金井宇宙飛行士の強い意志を黒の円で示しています。
また、ロゴの赤と白は日の丸をイメージし、ISSや将来の宇宙探査への日本の貢献を象徴するデザインにしています。
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