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JAXA浜崎 有人宇宙技術部門長・理事 コメント全文
「きぼう」の利用開始から8年、JAXA とNASAの双方においてISSの価値を示すことが求められています。この厳しい状況に対応するためには、ISS 利用のアプローチに「Change」が必要です。これまで、JAXA/NASAは個々にISS「きぼう」利用を実施してきましたが、協力を増やしていくよう変えていく必要があります。利用成果の考え方についても「Change」が必要です。NASAは、「きぼう」の利用権の半分を持ちますが、JAXA/NASAはお互いの実験について注意を払っていませんでした。「きぼう」にある米国実験成果もISS「きぼう」の成果です。JAXA/NASAは協力の成果としてアピールしていきます。
2015年12月、米国政府と日本政府は「JP-US OP3」を締結しました。日米で相互に施設を利用して協力を行う取組みです。本ワークショップでは、「きぼう」の利用成果の最大化のために、新規ユーザに使っていただける「きぼう」設備について紹介します。
「きぼう」利用は2008年に開始され、様々な実験を行うことで有望な領域を見つけてきました。高品質タンパク質結晶成長実験(PCG)、骨量減少、全天X線天体観測(MAXI)や超小型衛星放出の分野で大きな成果を挙げています。
ISS/JEMはコンピュータの様なものである。コンピュータが発明されて以来、様々な分野で活用されています。ISS「きぼう」も人類に貢献できる大きな可能性を秘めています。
本ワークショップが、米国実験棟(US Lab)と「きぼう」利用の日米協力が加速することを願っています。JP-US OP3は日米のみならず、全人類に貢献します。「きぼう」利用のシンギュラリティがもうすぐくることを期待しています。
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