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トピックス

宇宙服用冷却下着を転用した冷却下着のビジネス化について

最終更新日:2012年12月 7日

宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、将来の有人宇宙活動のための重要な要素技術の一つとして、次世代先端宇宙服の研究を行っています。この度、平成24年度第2回「JAXAオープンラボ公募」において、 JAXAの次世代先端宇宙服の研究成果を利用した「宇宙用冷却下着の民生化に向けた検討及び改良の実施」が採択されました。

今後、代表研究者とJAXAが協力して、本技術の民生活用に向けた共同研究を立ち上げ、実現の見通しを得るための検討を進めて行きます。

JAXAオープンラボ制度について
採択テーマの詳細について


JAXAの技術を身近なモノへ(JAXAオープンラボ制度)

有人宇宙環境利用ミッション本部では、オープンラボの制度を使った共同研究に着手しました。

研究テーマ:「宇宙用冷却下着の民生化に向けた検討及び改良の実施」

JAXA次世代先端宇宙服用冷却下着の特徴である高い冷却効率や快適性を活かし、安価で扱いやすい、一般用冷却下着の研究を行い、酷暑環境で活動する作業者の負担を軽減することを目指します。

特に消防分野をターゲットにした検討、改良を行い、消防や災害対応に従事する消防士等の作業環境の改善に貢献していきます。

この一般用冷却下着は、消防分野の作業環境改善のほか、様々の分野での活用が期待されています。

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JAXAによるこれまでの宇宙服用冷却下着の研究

JAXA次世代先端宇宙服研究

JAXAでは、日本が得意とする繊維・縫製技術などを活用して、他国をしのぐ、次世代に向けての先端宇宙服に必要な技術を獲得するための研究を行っています。

JAXA次世代先端宇宙服の構成

目的が異なる3層で構成します。

  1. 冷却下着:体温が上昇するのを防ぐ
  2. 気密拘束層:気密性の確保
  3. 断熱防護層:厳しい宇宙環境(熱、デブリ、放射線など)からの防御
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現在JAXAで検討している船外宇宙服(冷却下着気密拘束層断熱防護層

JAXAで研究中の次世代先端宇宙服用冷却下着

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JAXAで研究中の宇宙服用冷却下着

宇宙服(船外活動服)には、宇宙空間の熱環境から宇宙飛行士を保護するために、高い断熱性能が求められます。しかし、高い断熱性能は、宇宙飛行士自身が発する熱を宇宙服の外に逃がさない状況にしてしまうという側面があります。

宇宙用冷却下着は、下着表面に張り巡らせたチューブに冷水を流すことで身体の隅々を冷却させ、船外活動を行う宇宙飛行士の暑熱による負担を軽減し、より快適に船外活動を行うことが可能となります。

JAXAで研究中の次世代先端宇宙服用冷却下着は以下の特徴があります。

  1. 高機能繊維を使用
    生地には水分を吸収・蒸発させる高機能繊維を使用し、汗によるべたつきを防ぎ快適性を高めています。
  2. 冷却効率の最適化
    冷却チューブの配置や水の流れる量を最適化することで、冷却効率を高めています。
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JAXAにおける宇宙服用冷却下着の試験結果

また、冷却性能、フィット性及び快適性に優れた「JAXA次世代先端宇宙服用冷却下着」は、労働安全衛生総合研究所における試験で、酷暑環境下で重作業する作業者の負担を軽減する効果が確認されました。

JAXAが目指す宇宙服について
 
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