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JAXA白木邦明技術参与が、国際宇宙ステーション(ISS)の成功と輸送システム技術への貢献が認められ、「第35回Alan D. Emil記念賞」を受賞しました。
今回の受賞は、齋藤成文氏(1994年に受賞。69年宇宙開発事業団理事、75~77年日本ロケット協会会長、元宇宙開発委員長代理)に続き、単独日本人としてはふたり目の受賞となりました。
この賞は、国際宇宙航行連盟(IAF)の審査委員会により年一度選考が行われ、宇宙科学、宇宙技術、宇宙医学、または宇宙法の分野で顕著な功績を残した人物で、自国のみならず他国一カ国以上の参加、もしくは宇宙科学の更なる国際協力の可能性を促進させた者に贈られる賞です。
飛行の分野で米国の主要な弁護士として活躍し、のちに、宇宙航行科学協会(Institute of Aeronautical Sciences)の弁護人となり、同協会と米国ロケット協会(American Rocket Society)を合併させ、AIAA(American Institute of Aeronautics and Astronautics)を結成させたAlan D. Emil氏の功績を称え、同氏の名をとり、1977年より始まったIAFで最も名誉ある賞です。
毎年、国際宇宙航行会議(International Astronautical Congress: IAC)の閉会式にて、受賞者に表彰状が贈与されます。今年度のIACは、南アフリカのケープタウンで開催され、10月7日の閉会式にて、本賞を受賞した白木技術参与にIAF会長から表彰状が贈呈されました。表彰状の贈呈後、 白木技術参与からは、「今回の受賞は、私だけのものではなく、ISSの完成に貢献した各参加国の努力の賜物である」との各参加国を讃える挨拶がありました。
閉会式最後に、大会旗が、南アフリカの地元実行委員長から次回開催予定地のイタリアの実行委員チームへと渡され、来年はナポリでお会いしましょうとの言葉とともに幕を閉じました。
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