JAXAでは、国際宇宙ステーション(ISS)および「きぼう」日本実験棟を利用した宇宙医学生物学研究に取り組んでいます。日本独自の宇宙実験施設を利用して質の高い宇宙医学生物学研究を進め、そこで得られた研究成果を社会に還元するために、多くの国内研究者の参加のもとにワークショップを開催しています。
ISSおよび「きぼう」で計画する宇宙医学研究を紹介しつつ、研究成果の活用や、将来の宇宙医学生物研究のあり方について討議し、今後の宇宙医学生物学の研究推進に役立てることがワークショップの目的です。
このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
JAXAでは、国際宇宙ステーション(ISS)および「きぼう」日本実験棟を利用した宇宙医学生物学研究に取り組んでいます。日本独自の宇宙実験施設を利用して質の高い宇宙医学生物学研究を進め、そこで得られた研究成果を社会に還元するために、多くの国内研究者の参加のもとにワークショップを開催しています。
ISSおよび「きぼう」で計画する宇宙医学研究を紹介しつつ、研究成果の活用や、将来の宇宙医学生物研究のあり方について討議し、今後の宇宙医学生物学の研究推進に役立てることがワークショップの目的です。
本ワークショップでは、現在開発中の小型水棲生物飼育装置を利用した「小型魚類を用いた軌道上実験」について、軌道上実験が予定されている研究テーマと装置開発の現状について5名の演者から話題を提供していただき、魚を利用した宇宙実験の課題や展望について討議を行い、今後の小型魚類を用いた宇宙実験の方向性、また個々の宇宙実験を有機的・相乗的に繋がる可能性について討議します。
筋萎縮と骨量減少は、宇宙医学と健康長寿科学分野で共通の課題であり、有効な予防対策が必要とされています。本ワークショップでは、宇宙飛行士の健康維持技術と、整形外科・リハビリテーション・体力医学分野の最近の健康増進技術を紹介し、成果の社会還元について討議します。
有人宇宙開発と、それを支える宇宙医学生物学が、“人類社会”にとって果たして本当に役に立つものであるのか? この問いに関して、明確な解答を導き出すことは容易ではありません。これまでの成果を検証し、将来像を描いていくための議論を真に実りあるものにするためには、その土壌として、科学者と一般社会が相互に情報を発信し、フィードバックを受けるための対話、すなわち科学コミュニケーションが必要となります。
一般社会は何を求め、科学者は何を行うべきか、介在するメディアの在り方を含めて科学広報活動の意義をあらためて明確なものとし、その方法論と具体的実践について、宇宙医学生物学が学問の一分野として取り組むべき方向性と課題を探ります。
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |