平成22年度「宇宙の日」 筑波宇宙センター特別公開
最終更新日:2010年10月21日
筑波宇宙センター特別公開の様子
2010年10月16日(土)、「宇宙の日」を記念して、「本物に出合いに行こうよ -宇宙を体験-」をキャッチフレーズに、筑波宇宙センター(TKSC)の特別公開が行われました。
特別公開では、ヒューストンから生中継で行われた古川宇宙飛行士の講演や、宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)についての講演、おなじみの宇宙実験ショーのほか、普段は見ることのできない「きぼう」日本実験棟運用管制室や「きぼう」実験運用管制室、HTV運用管制室の公開も行われました。
今回の特別公開には、10,209名の大変多くの皆様にご来場いただきました。
平成22年度「宇宙の日」筑波宇宙センター特別公開[6分37秒]
宇宙ステーション運用棟
「きぼう」の運用が行われている「きぼう」運用管制室や、「きぼう」での実験運用が行われている「きぼう」実験運用管制室、HTVの運用が行われるHTV運用管制室が公開され、多くの方が見学に訪れました。
宇宙ステーション運用棟
「きぼう」運用管制室の見学
「きぼう」実験運用管制室の見学
宇宙実験棟
宇宙実験棟大会議室では、生中継で行われた米国ヒューストンからの古川宇宙飛行士による講演にはじまり、「Made in Japanの宇宙船」と題し、HTVの概要説明や今後の打上げ予定などについて、HTV2号機リードフライトディレクタの田邊宏太主任開発員(HTVプロジェクトチーム)から紹介しました。
宇宙実験棟
古川宇宙飛行士によるヒューストンからの講演
HTVに関する講演
そのほか、宇宙ステーション&宇宙実験クイズコーナーや、JAXA職員による実験・クイズを交えて、無重量や真空などについて紹介する、おなじみの宇宙実験ショーも行いました。
また、HTV2号機のモザイクポスターを作成する写真の撮影を行いました。モザイクポスターは、後日、この「宇宙ステーション・きぼう・広報情報センター」サイトにて公開予定です。
宇宙ステーション&宇宙実験クイズの様子
宇宙実験ショーの様子
モザイクポスターを作成する写真の撮影の様子
宇宙ステーション試験棟
「きぼう」ロボットアーム操作訓練室の公開、宇宙服の展示・解説を行いました。また、「有人宇宙活動を3D映像で体感しよう!」と題し、宇宙飛行士がロボットアーム操作訓練時に使用した3D映像の体験コーナーを設けました。
「きぼう」ロボットアーム操作訓練室の公開
宇宙服の展示・解説の様子
3D映像の体験コーナーの様子
宇宙飛行士養成棟
宇宙飛行士訓練設備の公開や、宇宙医学生物学研究の紹介として、宇宙船内用日常服(船内被服)や宇宙日本食、軌道上遠隔医療の技術検証で使用されるホルター心電計などの展示・解説を行いました。
宇宙飛行士訓練設備の公開
宇宙船内用日常服の展示・解説の様子
展示館「スペースドーム」
HTV試験モデル前にてHTVおよび回収機能付宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle-R: HTV-R)の技術解説を行いました。
HTV、HTV-Rの解説の様子