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NASAは、平成22年8月1日に発生した国際宇宙ステーション(ISS)の外部熱制御システム(External Thermal Control System: ETCS)の異常への対応として、2回の船外活動(EVA)でS1トラスにあるポンプモジュールの交換を行うことを発表しました。
ISSの熱制御システムは、外部熱制御システム(ETCS)と内部熱制御システム(Internal Thermal Control System: ITCS)に分かれており、船内で発生した熱はITCSで集め、船外の熱交換機を通してETCSに送られ、ラジエータから宇宙空間に放熱します。
このETCSは2系統あり、A系のポンプが故障したことによって、A系の排熱機能が停止しました。
A系の熱交換器は「ハーモニー」(第2結合部)外壁にあり、「きぼう」日本実験棟の低温熱制御ループと繋がっています。このため「きぼう」の実験装置は一部を除いて停止しています。
なお、ETCSの冷媒にはアンモニア、ITCSの冷媒には水が使われています。
ポンプモジュール交換のEVAは、2回に分けて次の予定で行われます。
EVA | 日時(日本時間) | 内容 |
---|---|---|
1回目 | 8月6日(金)19時55分~8月7日(土)2時25分 | 船外保管プラットフォーム2(ESP-2)に保管されているポンプに交換 |
2回目 | 8月9日(月)19時55分~8月10日(火)2時25分 | 電力配線、流体配管の接続 |
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