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ジョンソン宇宙センター NASAステータスレポート #17 2000年2月19日(土)午前6時00分(米国中部標準時間) 2000年2月19日(土)午後9時00分(日本時間) エンデバー号のフライトデッキの天井に取り付けたEarthKAMのディジタルカメラは、記録を更新しながら撮影を続けています。米国中部標準時間2月19日午前4時(日本時間2月19日午後7時)過ぎにEarthKAMの写真撮影枚数は、過去4回の飛行で撮影した合計枚数2018枚を越えました。 中学生の指示に従いこのカメラで地球の写真が撮影されます。インターネットで各校のミッションオペレーション・センターがカリフォルニア大学サンディエゴ校のミッションオペレーションセンターに接続されています。特に問題がない限り、最初にカメラの向きを調節することと、途中でレンズを交換する以外は、クルーの作業を必要としません。 一方飛行管制官はエンデバー号の燃料と電力を節約し、観測の期間を延長できるよう努力を続けています。 観測時間を9時間延長すると、米国中部標準時間2月21日午前6時(同2月21日午後9時)頃まで観測することになります。9日間と18時間の観測が無事終了すると、観測予定区域の殆どが観測され、過去に十分観測が行われている米国の狭い地域のみが観測されないことになります。観測予定区域は、ハドソン湾付近の北緯60度と、南米のホーン岬付近の南緯56度の間の地域で、これは全陸地の80%に相当し、人の居住地域の95%をカバーします。現在の計画では観測予定区域の99.9%以上が観測され、94.6%が2回以上観測され、ほぼ半分は3回以上観測されることになります。 科学者達によれば、米国時間で土曜日の前半までに、観測予定区域の89.6%、4270万平方マイルが観測され、内約60.1%、2860万平方マイルが2回以上観測されました。シャトル・レーダー・トポグラフィ・ミッション(SRTM)の高性能レーダーは、毎分4万平方マイルの速さで観測を続けています。 コマンダーのケビン・クレーゲル、ミッションスペシャリストのゲルハルト・ティエルとジャネット・カヴァンディから成るレッドチーム、そしてブルーチームのメンバー、パイロットのドミニク・ゴーリィ、ミッションスペシャリストのジャニス・ヴォスと毛利宇宙飛行士は金曜日に記者会見に臨みました。本日、クレーゲルとティエル両宇宙飛行士はドイツの記者の代表からの質問に応じ、そのあとヒューストンの放送番組でインタビューを受ける予定です。 レッドチームは現在睡眠中で、米国中部標準時間2月19日午前10時14分(同2月20日午前1時14分)に起床の予定です。ブルーチームは午前11時59分(同2月20日午前2時59分)まで作業を続けます。 この次のステータスレポートは米国中部標準時間2月19日午後6時(同2月20日午前9時)、または何かイベントが生じたときに発行する予定です。 出典:NASA/JSC MCC Status Report http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts99/STS-99-17.html
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