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NASDAデイリーレポート

2月 19日(土) 飛行 8日目
STS-99クルー
(軌道上記者会見)
SRTM生成画像(速報版)
 現在、スペースシャトルは順調に飛行を続けており、地形データは予定通り順調に取得されています。スペースシャトルは1分間に約10万平方キロメートルの面積(東京都の約47倍に相当)にわたる地形データを取得しています。すでに、目標としている地域の88%以上、1億平方キロメートル以上の観測を終了しました。なお、本日、NASAは、SRTMによる観測期間を9時間延長し、9日と18時間とすることを発表しました。クレーゲル船長はこのニュースを聞いて、「これはすごい!」と喜びました。
 EarthKAMではすでに1700枚の写真を撮影しています。EarthKAMはスペースシャトルの過去4回の飛行で合計約2000枚の写真を撮影しています。

 軌道修正時のマストの振動を最小に押さえるための「フライキャスト・マヌーバ」と呼ばれる軌道修正噴射は、米国中部標準時間2月18日午前1時40分(日本時間2月18日午後4時40分)に6回目の噴射を実施し、所定の軌道修正を問題なく完了しました。
 なお、マストの姿勢を維持するためにマストの先端に取り付けられた窒素ガス・スラスタの不具合については、オービタのスラスタを代用していますが予定以上の燃料を消費するため、推進剤をさらに節約する手順をいくつか実行しました。窒素ガス・スラスタの不具合については、今後回復のための処置を軌道上で実施することはせず帰還後の原因究明のために窒素ガスを残すことになりました。

本日の毛利宇宙飛行士
 毛利宇宙飛行士が属するブルーチームは、2月18日午後10時14分(同2月19日午後1時14分)に起床し、飛行8日目の作業を開始します。
 毛利宇宙飛行士はSRTMで取得したデータを記録する高速データレコーダの主担当であり、観測データが途切れないよう随時、装置の状況をチェックし、SRTMのデータを記録している高速データレコーダのテープを交換します。また、自転車漕ぎなど日課のエクササイズを1時間半ほど行います。
 ブルーチームは、2月19日午後2時14分(同2月20日午前5時14分)に就寝する予定です。

HDTVカメラを操作する毛利宇宙飛行士

 なお、2月18日午前2時44分(同2月18日午後5時44分)より、毛利宇宙飛行士が高精細度テレビ(HDTV)カメラの使用状況および撮影状況について報告している映像が届きました。(ビデオライブラリNo.16

毛利:現在のテープとバッテリーの状況について説明したいと思います。今私はテープNo.5を使っています。MET(*)の5日午後10時38分から7分間メキシコ上空を飛びました。またMETの6日7時35分から7時45分の10分間、昼間の日本上空もレッドチームのシフトのときに飛び、撮影しました。東南アジアを撮りたかったのですが、運悪く全て曇っていました。その後、METの9時00分〜9時20分に中国上空も飛び、北部が雪で覆われているのを見ました。それからテープNo.4が終わったので、交換しました。
 バッテリーは6つ使っています。でも6つ目がもう切れていますので、7つ目に交換します。あと4つ新しいバッテリーが残っていて、テープは3つがほぼ完全に残っています。

*MET:Mission Elapsed Time、シャトルが打ち上ってからの経過時間

 また、2月18日午前11時59分(同2月19日午前2時59分)に、STS-99クルーの6人は、スペースシャトル恒例の軌道上記者会見に参加し、アメリカや日本の記者からの質問に答えました。(ビデオライブラリNo.17)毛利宇宙飛行士の主な質疑応答は以下の通りです。

Q:近々太陽フレアがあるとのことですが、放射線対策にはどのようなものがあるのですか?またオーロラに期待していますか?
ヴォス:
飛行高度が低いため太陽フレアによる影響はありません。
毛利:大きなオーロラはまだ見ていませんが、ニュージーランド上空で緑色の美しいオーロラを見ました。

Q:北海道を宇宙から元気づけたい、と話していましたが、宇宙空間から北海道への応援メッセージを聞かせて下さい。
毛利:
北海道は非常にきれいに見えました。夜3回通ったんですけれども、札幌を中心として北海道全体に明りが広がっていました。余市町も非常にきれいに見えまして、空気が澄んでいて、将来的に21世紀は非常に明るくなるという確信を持ちました。

Q:今回、52歳と日本の宇宙飛行士としては最年長で飛ばれたわけですが、実際に飛んでみて、さらにもう1回飛んでみたいと思われましたか?また何歳まで飛んで、今後はどんなことをしたいと思われましたか
毛利:宇宙の仕事というのはたくさんあるんですね。これから国際宇宙ステーションが建設されますと、今度は長期間のミッションになります。そういうときには、かえって歳をとっていた方がゆっくりといろんな仕事をじっくりできるんじゃないかなという気がします。ご存じのようにグレンさんは77歳で宇宙に行きましたね。向井千秋さんと一緒に飛びましたね。ということで宇宙で仕事をしようという気持ちさえあれば、定年の年齢というものはないんじゃないでしょうか。私もチャンスがあればいくらでも仕事したいと思っています。

Q:毛利さんはミッションスペシャリスト訓練や今回のミッションの訓練で大変苦労なさったとおしゃっておりましたけど、その苦労の果てに今、宇宙に実際に行かれてどんなお気持ちでしょうか?
毛利:
私が望んでいたミッションに選ばれて非常に光栄に思います。と言いますのは、前回の飛行の時には地球をあまり見る機会が無かったのです。私が宇宙飛行士になる前は表面科学の専門家だった訳です。そのときには電子顕微鏡で見るような非常に小さい物質表面のトポグラフィー、凹凸を調べていたことがあるんですね。それが今度はレーダを使って非常に大きなスケールでそれと同じようなことができるということで、実際に地球を見てみますと、まるで自分が電子か何かになったように、地球の地図を描いているんだということで、私が前から感じていた物質の大きさの相対性ですね。それをまた確認できた気持ちです。

Q:毛利さんは今回50代で宇宙を飛んだ訳ですが、同世代の人達へのメッセージがあればお願いします。
毛利:昨日、小渕総理とお話したときにですね、総理が、伊能忠敬は50歳から地図づくりに励まれたということを聞きました。そういう意味で私も52歳ですけれども、ちょうど団塊の世代なんですね。これは日本ばかりでなくて、世界中に、アメリカの方々も一番世代的には多いのですが、そういった人たちが実は今一番頑張っているのではないでしょうか。という意味で、世界中の同世代の人、さらにこうやって宇宙ばかりでなくいろんな分野、地上でいろんな仕事を頑張っていると思いますので、私もその仲間になって少しでも皆さんと一緒に励みにしていきたいと思っています。

Q:以前から、エンデバーで飛行して、地球をしっかり見て、その経験をもとに宇宙的視点から政治や社会問題にも積極的に発言していきたいと言っていたのを覚えています。戻ってこられたら具体的に何をやろうと考えておられるでしょうか?
毛利:今も、宇宙から見てますと、本当に空気の層が薄いんですね、8年前と比べると具体的にはアラル海がまたさらに小さくなっている。いろんな川とか汚れているところもよく見えました。しかし、私にとって今回非常に嬉しいと思うのは、まだまだ世界中には緑、森林がたくさんあるということがわかりました。シベリアの多くは雪に覆われていますけれども、それでも南半球も含めてずいぶん森林がまだある。私達は、ともするともう地球はだめなんだとあきらめがちになるんですけれども、いやそうじゃない、私達には、やはり地球が最後の住むところなんですね。このスペースシャトルの中でも、地球の環境を持ってきてるんですね。これから月面世界に行こうが、火星に行こうが、地球の環境を持っていく、そのためには、地球をやはり環境問題で解決していくということが今回、前回も含めて、宇宙から見て一番感じているところですので、地球に帰ったら、環境問題も含めて、特に次の世代のためにですね、自分たちで解決できるんだということを広めて行きたいと思っています。それには、やはり科学技術と共にですね、あらゆる文化、科学技術一つだけではなくて、それも人間の文 化の一つなわけですけれども、総合的なものを私達はもっともっと精神的に高めて行く必要があるということを感じていましたので、啓蒙をさせていただけたらと思っています。

本日の毛利宇宙飛行士の食事(予定)
朝食 昼食 夕食
乾燥桃(IM)
ソーセージパティ(R)
レーズン入りオートミール(R)
オレンジ・パイナップルジュース(B)
チキンコンソメ(R)
クラッカー(NF)
乾燥あんず(IM)
桃(T)
日本茶(FF)×2
グレープジュース(B)
チキンライス(R)
セロリスティック(FF)
チョコレートプリン(T)
日本茶(FF)
ストロベリージュース(B)
出典:http://spaceflight.nasa.gov/shuttle/archives/sts-99/crew/menumohri8.html

I:放射線照射殺菌済み IM:半乾燥状態 R:(温)水を加えて調理する NF:自然状態でパック B:飲み物 FF:生鮮 T:加熱

ウェイクアップコール*
 毛利宇宙飛行士のブルーチームのクルーはBARTON + SWEENEYの「TAKE A LIFE LESS」により目覚めて本日の活動を開始しました。アーティストはジャニス・ヴォスのオクラホマ時代の友人です。

*ウェイクアップコール
 このウェイクアップコールは長年続けられている恒例の習慣です。ミッション期間中毎日、クルーはNASAが用意した様々な音楽で目覚めます。曲はクルーにちなんだものが選ばれています。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/gallery/audio/shuttle/sts-99/html/ndexpage.html

最終更新日:2000年 2月 19日

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