打上げ前
日時:1999年 12月 2日(米国東部標準時間)
場所:エンデバー号の整備棟からの移動
通常スペースシャトルの打上げまでの作業は次のように進んでいきます。
まず、シャトル整備棟(OPF)でシャトル・オービタの飛行前整備を行います。
そして、水平状態のスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)にペイロード(実験機器など)が搭載されます。
その後、OPFから組み立て棟(VAB)にシャトル・オービタを移動し(今回のロールアウトに相当します)、VAB内で垂直状態にしたシャトル・オービタを外部燃料タンクと固体ロケットブースタに取り付けます。
シャトルの組立が完了すると、VABから移動用の台車(クローラー・トランスポーター)に垂直状態のシャトルを乗せて、発射台への移動が行われます。
発射台への移動が完了すると、そこで最終準備作業と燃料の充填が行われ、シャトルは打上げられます。
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シャトル整備棟(OPF)から引き出されるエンデバー号 |
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VABへ移動中のエンデバー号 |
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