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日時:2000年 4月 14日
4月14日午後2時から1時間にわたり、STS-99のクルー全員によるミッション報告会が、宇宙開発事業団(NASDA)筑波宇宙センターで開催されました。この報告会は、筑波近隣の技術者、研究者を対象としたもので、約400名が出席しました。 まず、クレーゲル船長がクルーの紹介を行い、STS-99ミッションをまとめたビデオを上映しながらクルー全員が交替でSTS-99ミッションを説明しました。 説明の冒頭でクレーゲル船長がミッションパッチのデザインに触れ、16個ある星のマークはクルーの家族の子供達の人数で、本当は15人なのですが、あとひとつはこれから生まれてくる子供の分ですと述べ、皆の笑いを誘いました。 ビデオでは観測データをもとに作成した立体地形図のアニメーションや、スペースシャトルから撮影した珍しい地形の写真、高精細度テレビ(HDTV)カメラで撮影した地球の映像、カヴァンディ宇宙飛行士とティエル宇宙飛行士がダンスをしている映像などが次々に紹介されました。 最後に質疑応答が行われ、今回のミッションで収集したデータがどのように人類に役立つのかといった質問など、活発な質疑応答が行われ、大変充実したミッション報告会となりました。 茗渓学園訪問 筑波宇宙センターでの報告会の後、毛利宇宙飛行士らSTS-99クルーはEarthKAM教育プログラム参加校の内の1校である茨城県つくば市の茗渓学園を訪問し、生徒との報告会を開催しました。 会場となった体育館には全校生徒約1300人が集まり、STS-99クルーからのミッションの報告、生徒から今回のEarthKAM教育プログラムについての報告、最後に生徒達からSTS-99クルーへの質問をしました。 式の進行やEarthKAMの報告、質問など全て英語で行われ、全て生徒たちだけで運営された報告会にSTS-99のクルーたちはとても感心していました。
最終更新日:2000年 4月 20日 | ||||||||||||||||