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毛利宇宙飛行士訓練レポート その3


ミッションコントロールセンター
統合訓練(JIS)
 1999年7月1日、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)ではSTS-99ミッションに向けた大がかりなシミュレーションである統合訓練(Joint Integrated Simulation;JIS)が行われました。これは、ミッション運用を模擬して行われるシミュレーションとしては一番大がかりなものです。実際にスペースシャトルの運用管制を行うミッションコントロールセンターにJSCの管制官たちが入り、スペースシャトルにつみこまれた実験装置の運用管制を行うペイロード運用管制センターにはカリフォルニアのジェット推進研究所(JPL)から来た技術者や研究者が詰めます。毛利宇宙飛行士たちSTS-99のクルーは実際のスペースシャトルとほぼ同じに作られたシャトルミッションシミュレーターの中に入ります。そして管制官とクルーは、ミッション期間中ののシフト(交代勤務)に従って訓練します。
 今回はちょうど打上げから2時間が経過した時点から24時間分の運用訓練を行いました。この時間帯はちょうど60mのマストの伸展作業、そして最初のマッピング(地図作製のためのデータ取得)作業が行われるところです。通常のJISでは訓練担当チームがわざと装置の故障をたくさん発生させてその対処方法を訓練するのですが、今回は特に第一回目のJISということもあってマストの伸展作業はスムーズに行われました。(シミュレーションでのマストの伸展作業は、コンピュータグラフィックにより作られた映像と、シミュレータが作り出すデータによって、管制官やクルーはあたかも実物を使っているかのような感覚で訓練をすることが出来ます)
 打上げが近づくにつれ、このJISの回数が増えていきます。


ペイロード訓練
 毛利宇宙飛行士にとって軌道上での主要任務となるSRTM装置の操作訓練は引続き行われています。ジョンソン宇宙センターには、ペイロードトレーナと呼ばれる装置が置かれた部屋があり、クルーはここでSRTMアンテナの操作、監視に必要な機器(操作パネルやラップトップコンピュータ)の操作訓練を行います。7月14日に毛利宇宙飛行士は同じシフトのジャニス・ボス宇宙飛行士とドム・ゴーリー宇宙飛行士と一緒にこの訓練を行いました。ここでも訓練インストラクターがあえて機器の故障を起こします。故障が発生するとクルーは手順書を見ながら、原因を突き止め、必要な処置を行います。ミッションに向けた訓練の大部分は、このような計画外の事態への対処方法の訓練であるといっても過言ではありません。


クルー機器インターフェース試験(CEIT)
 7月28日、NASAケネディ宇宙センター(KSC)で、クルー機器インターフェイス試験が行われました。これはSTS-99のクルーが、実際に飛ぶ本物のスペースシャトル・エンデバー号の中で、宇宙で使う装置に問題がないか、なにか使いにくいところはないか、訓練で教わった内容や手順書に書かれている内容と違っているところはないか、などを直接確認する試験です。故障が起きた際に使う細かい工具類の確認、そして宇宙での暮らしに欠かせないトイレやベッドの確認も行います。こうして問題がないことが確認されたスペースシャトル・エンデバー号は、8月には外部燃料タンク、固体ロケットブースタと結合され、射点であるKSCの39A発射台へと向かいます。

CEITにて「ウインドウシェイドバッグ」と呼ばれる機器を確認する毛利宇宙飛行士とSTS-99クルー

ンデバー号の船内(ミッドデッキロッカーがまだ取付けられていないので装置がむき出しになっている)でJSCの技術者とボス宇宙飛行士とともに装置の確認を行う毛利宇宙飛行士

 次回訓練レポートは9月下旬に掲載する予定です。


最終更新日:1999年 8月 17日

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