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★ここでは、シャトルから撮した地球の写真で何が見えるのか紹介します。 日頃私たち人類は地面に足をつけて暮らしています。雲や山を下から仰ぎ見るにすぎず、また広い海もその全体を見渡すことができません。 宇宙飛行士が宇宙へ飛び出し、宇宙から地球を眺めることによって、人類は自分をみる新しい視点を得ました。スペースシャトルから地球を見てみると、地上の様子が手に取るように見渡すことができます。これまでと違った何かあたらしい発見ができるのではないでしょうか。 実際に写真を見てみましょう。 4.1 1992年8月 エジプトのナイル川とアスワンハイダム ナイル川は世界で最も長い川で、飲料水や灌漑、肥沃な土壌を供給しています。 エジプトの人口の約95%の人々がこの川やそのデルタ地帯から20km以内に住んでいます。 このナイル川の中流にあるアスワンハイダムは、1958年に計画が始まり1971年に完成しました。堤長3.6km、貯水容量1570億トンのこのダムは、人工のナセル湖を出現させました。この湖は、世界で最大の人工の湖です。湖の水位は、通常4月と5月の間がもっとも低く、夏に水位が上昇します。別の年と季節に撮影した写真で、水位を比較してみるのもいいでしょう。 ダムは、洪水問題を減少させるのに役立つだけでなく、貯水された水は、水力発電、灌漑用水などに利用されます。 4.2 スペースシャトルから見た台風 1991年11月 太平洋上空 地上300kmの高さを飛ぶスペースシャトルからは、台風全体の姿を観察することができます。台風は直径200km〜2000kmの強い雨雲でてきた巨大な大気の渦で、低緯度の熱帯海域に発生します。 4.3 Try more! 発展学習
最終更新日:1999年
7月 6日 |