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実験テーマ 3
微小重力環境における高等植物の成長調節機構
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代表研究者
保尊 隆享(大阪市立大学)
 
実験目的  高等植物は地上の重力環境下で進化したために、重力に耐える丈夫な細胞壁を作ることが分かっています。
 そして、細胞壁の固さは、重力の大きさによって変化すると予想されます。本実験ではこの仮説の検証に挑みます。
 
実験概要  イネ及びシロイヌナズナの種子を寒天に植え付け、冷蔵して活動を停止させた状態で打ち上げます。軌道上で室温に戻すことにより発芽させ、3種類の期間(3, 4, 5日間)成長させて、各期間の終わりにそれぞれ写真撮影を行います。その後、冷凍保存し地上に持ち帰って詳細な解析を行います。
 

 
 
実験器具 生物学実験器具(BRIC)
 複数個のシャーレを収容することの出来るアルミ製の容器です。収容するシャーレの形、サイズ、個数にはいくつものバリエーションが用意されています。
 
 
 
期待される成果  無重力下でこれらの植物を発芽・成長させることによって、細胞壁の成分や性質に重力が与える影響を知ることができます。
 これにより、将来の宇宙での植物生産に必要な基礎データを得ることができます。

 
   
最終更新日:125年 3月 31日 (月)

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