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NASAステータスレポート

STS-90NASAステータスレポート#08
1998年4月21日6:00am米国中部夏時間(4月21日8:00pm日本時間)


 リック シーアフォス船長とSTS-90のクルー達は今朝遅くに起床し、宇宙での第5日目が始まります。本日は、午前中の科学実験の後、半日の休日を過ごす予定です。

 コロンビア号に搭乗している、シーアフォス船長、パイロットのアルトマン、ミッション・スペシャリスト(MS)のリック・リネハン、ケイ・ハイア、デイブ・ウイリアムズ、と2人のペイロード・スペシャリスト(PS)ジェイ・バッキー、ジム・パウェルツィクは、米国中部時間の午前6時59分にミッション・コントロール・センターからのモーニングコールを受ける予定です。

 シーアフォス船長の今日の作業は、シャトル内の維持管理作業と、小動物飼育装置の確認から始まります。その間、ハイアMSはスペースラブに搭載されている海水型水棲動物実験装置(VFEU)のデータ記録用テープを交換し、またバイオリアクター実証試験システムの細胞培養実験の観察を行う予定です。

 パイロットのアルトマン、リネハンMS、 ウイリアムズMS、バッキーPS、ウェルツィクPSは、ニューロラブ前庭器官研究チームの実験を行う予定です。この実験は、内耳の平衡器官、及び眼、神経系、筋肉からの情報を統合して得られる平衡感覚が微小重力環境にどのように適応し、また地上に帰還した際に重力環境にどのように再適応するのかについて知見を得るものです。

 クルーは午後から休日となります。半日の休日は2週間以上のニューロラブ・ミッションの様な長期間ミッションでは通常組み込まれており、クルーに十分休息を取らせ、飛行期間を通じ最高の効率で運用が出来ることを意図しています。彼らは、午後10時39分から8時間の睡眠に入る予定です。


Last Updated : 1998. 4.22


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