| ミッション進捗状況 | NASAステータスレポート | NASA記者会見 |
| 帰還後測定作業のリハーサル |


NASAステータスレポート

STS-90NASAステータスレポート#01
1998年4月17日3:00pm米国中部夏時間(4月18日5:00am日本時間)


スペースシャトルコロンビア号と7名の宇宙飛行士は、神経系を研究する16日間のミッションを開始すべく、本日、4月17日1:19pm(米国中部夏時間)にケネディー宇宙センターから打上げられました。

コロンビア号は、打上げ約2分後に2基の固体ロケットブースターを分離しました。今回の打上げでは、分離直後から開始した軌道制御システム(Orbital Maneuvering System:OMS)による102秒間の燃焼により推力の増強が図られました。このOMSの燃焼は、軌道上へのペイロード運搬能力向上の評価試験の一部として実施されました。打上げ約43分後、コロンビア号の軌道を調整し、高度150海里の円軌道に投入するため、再度OMSの燃焼を行いました。

コロンビア号のペイロードベイドア(貨物室のドア)の開放は、米国中部夏時間午後3時前から開始され、コマンダー(船長)のリック・シーアフォス、パイロットのスコット・アルトマン、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者)のリック・リハネン、ケイ・ハイヤ、デイブ・ウィリアムズ、ペイロードスペシャリスト(搭乗科学技術者)のジェイ・バッキー、ジム・パウェルツィクは、現在16日間の科学研究に関する事前の作業に取りかかるところです。クルーは、これから飛行中に実施される26の実験の多くを収納しているスペースラブモジュール内のシステムの立ち上げを行います。

クルーは、深夜頃に8時間の睡眠に入る予定です。


Last Updated : 1998. 4.18


| ミッション進捗状況 | NASAステータスレポート | NASA記者会見 |
| 帰還後測定作業のリハーサル |