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STS-90打上げ後記者会見
米国東部夏時間4月17日3:15 pm(日本時間4月18日4:15 am)
スペースシャトルの打上げ後に行われたNASAの記者会見の様子は以下の通りです。
カウントダウンは非常にスムーズで、スペースシャトルは、正確な軌道に投入されています。固体ロケットの燃焼終了約10秒後、軌道操作システムに点火し、102秒間燃焼しました。固体ロケットとの分離は成功し、約6分間で180度ロールして“ヘッドアップ”の姿勢を取りました。上昇後半に補助動力装置3(APU3)を冷却する水噴射ボイラの不調により、APU3は温度状態が通常温度を超えましたが問題ありません。
昨日の延期の原因となったシャトルのネットワークシグナルプロセッサー(NSP)の交換作業は、再テストは予定より約30分かかりましたが、タイムロスはカウントダウン中に取り戻されています。ペイロード(実験装置)は24時間の延期に対して、特に問題はありません。
現在のところ、今年の夏(多分8月)のニューロラブ計画の再飛行の決定はされていませんが、その決定はコロンビアが帰還する5月3日までには下されるかもしれません。また、本ミッションは飛行時間が延長される可能性がありますが、その決定は軌道上でのイベントの進み具合で、フライトの後半で行われるでしょう。
なお、シャトルに乗せられている実験用動物は、以下の通りです。
ラット(152)
マウス(18)
ガマアンコウ(4)
ソードテイルフィッシュ(229)
巻き貝(60)
コオロギ(1500)
Last Updated : 1998. 4.18
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