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ミッション進捗状況

飛行14日目 4月30日(米国中部夏時間)

コロンビア号から見た夕日
 NASAは、このニューロラブミッションを1日延長するかどうか検討を行っていましたが、延長しないでコロンビア号の着陸予定日時を予定通り米国中部夏時間の5月3日11:09am(日本時間5月4日1:09am、以下同様)とすることを本日決定しました。

 本日、クルーは4:09am(4月30日6:09pm)に起床し、飛行14日目の作業が始まりました。

 感覚・運動・行動研究チームの、カナダが開発した視覚−行動相互作用測定装置 (Visuo-Motor Coordination Facility : VCF)を用いた実験が行われました。
 また、神経可塑性研究チームの、宇宙の新しい環境に成熟した神経系が適応する過程に焦点が当てられ、成熟した雄ラットの解剖が行なわれ、帰還後の分析のために組織のサンプルが摘出されました。
 その他、コマンダーのシーアフォスとパイロットのアルトマンにより、コロンビア号の汚水排出ライン詰まりの修理作業が実施されました。この問題はミッション運用やミッション期間に影響を与えないものです。

 クルーは 7:49pm(5月1日9:49am)に就寝し、明日5月1日3:49am(5月1日5:49pm)頃に起床する予定です。 

日本が関連しているニューロラブ実験の実施状況

 ハイアMS(ミッションスペシャリスト)により海水型水棲動物実験装置(VFEU)のデータ記録用テープ交換を行いました。この神経電位信号記録のためのテープ交換は毎日2回行われています。
 ガマアンコウの神経活動電位データは、引き続き取得されています。


Last Updated : 1998. 5. 1


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