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飛行12日目 4月28日(米国中部夏時間)
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クルー全員が集合して記念撮影
(飛行11日目)
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本日、クルーは米国中部夏時間 4:49am(日本時間4月28日6:49pm、以下同様)に起床し、飛行12日目の作業が始まりました。
本日は、視覚/前庭系実験システム(回転椅子)を用いた6回目の実験と、自律神経系研究チームが飛行初期、中期、後期の3回に分けて実施する、自律神経の反射に関するテストの後期の実験が行われました。また、予想よりも多い幼若ラットの死亡を受けて、ラットの健康状態のチェックを行う作業が行われ、クルー自らがラットに水や餌を与えました。これにより、現在のところ生き残っているほとんどの幼若ラットは順調であると報告されています。
クルーは 8:29pm(4月29日10:29am)に就寝し、明日4月29日4:29am(4月29日6:29pm)に起床する予定です。
日本が関連しているニューロラブ実験の実施状況
本日は、間野共同研究者が参加する実験「無重量下における自律神経系の可塑性」の一部であるマイクロニューログラフィーという技術を使用した実験が行われました。この実験では、実際に宇宙飛行士の自律神経繊維に細い針電極を差し込み、継続した神経活動の測定データを探ります。宇宙滞在中およびその前後に筋肉の中の血管の働きを調整する自律神経である筋交感神経の活動を直接計測することによって、地上では重力に抗して活動している筋交感神経が、無重量環境へ適応してゆくにつれ、どのような変化を示すかを検証します。
昨日に引き続き、視覚/前庭系実験システム(回転椅子)を用いた「前庭−眼神経反射による空間見当識の解析」実験が行われました。今回は、ウィリアムズMS(ミッションスペシャリスト)、リネハンMSの2名のデータを取得しました。
ハイアMSは、海水型水棲動物実験装置(VFEU)のデータ記録用テープ交換を行いました。この神経電位信号記録のためのテープ交換は毎日2回行われています。ガマアンコウの神経活動電位データは、引き続き取得されています。
小動物実験装置に関する作業としては、ラットへの飲料水が補充されました。
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Last Updated : 1998. 4.30
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