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飛行9日目 4月25日(米国中部夏時間)
本日は、感覚・運動・行動研究チームのボールキャッチ実験及び、ラットの運動機能の発達に関する実験が行われました。 ボールキャッチ実験では、椅子に座っている宇宙飛行士に向かって頭上からボールを放出し、その際の捕球動作を解析します。宇宙空間では重力に関連する感覚情報が無くなりますが、この分析では、その際における視覚の役割の重要性について検討することになります。 クルーは 今夜9:19pmに就寝し、明日4月26日5:19amに起床する予定です。 日本が関連しているニューロラブ実験の実施状況 ハイアMS(ミッションスペシャリスト)は、海水型水棲動物実験装置(VFEU)のデータ記録用テープ交換を行いました。この、神経電位信号記録のためのテープ交換は、毎日2回行われています。 ハイアMSによって5回目の加振実験が行われました。加振とはガマアンコウの入っているフィッシュパッケージ(FP:水槽)を海水型水棲動物実験装置(VFEU)から引き出し手で動かすことで、ガマアンコウを活動させ神経電位信号を取得するために行われます。 また、ガマアンコウの飼育水のサンプリング及び補充も実施されました。このサンプリングされた水はシャトル帰還後に分析され、VFEUが魚の飼育に適した水質を正常に維持していたかどうかを確認します。 ガマアンコウの神経活動電位データは、全てのFPから引き続き取得されています。 また、小動物実験装置のチェック及びラットへの餌が交換されました。 |
Last Updated : 1998. 4.25
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