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ミッション進捗状況

飛行8日目 4月24日(米国中部夏時間)


下半身陰圧負荷装置
(リハーサルの写真)
 クルーは米国中部夏時間 5:59am(日本時間4月24日7:59pm、以下同様)に起床し、飛行8日目の作業が始まりました。

 本日は、成長過程の異なる段階でラットの前庭神経系の発達による変化を調査するために幼若なラットの解剖が行われました。また、血圧調整を担っている自律神経系に関する実験が行われました。この実験は、宇宙飛行中に血圧を調整する機構にどのような変化が起きているかを知ることを目的とし、地上の重力環境で立っている状態と同じような負荷を循環器系に与えることができる下半身陰圧負荷装置(LBNP)を用います。

 クルーは 9:39pm(4月25日11:39am)に就寝し、明日4月25日5:39am(4月25日7:39pm)に起床する予定です。

日本が関連しているニューロラブ実験の実施状況

 ハイア宇宙飛行士は、海水型水棲動物実験装置(VFEU)のデータ記録用テープ交換を行いました。この、神経電位信号記録のためのテープ交換は、毎日2回行われています。
 昨日に行ったエアポンプの補修作業後も、VFEUは順調に動作しています。
 ガマアンコウの神経活動電位データは、全てのフィッシュパッケージ(FP:水槽)から引き続き取得されています。

 また、本日解剖が行われた幼若なラットの組織の一部は、「微小重力下での大動脈神経性圧反射機構の発達」実験の代表研究者である清水PIに、スペースシャトルの着陸後、提供される予定です。

Last Updated : 1998. 4.24


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