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「コロンビア号」事故について
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CAIB勧告とその対策
勧告6.3-1
ミッション・マネジメント・チーム(MMT)訓練
勧告内容
MMTに対して、打上げ・上昇以降に直面する可能性のあるクルーと機体の安全上の非常事態に関する訓練を実施すること。
これらの非常事態にはスペースシャトルもしくはクルーの喪失や無数の不確定・未知な事態を含むこと。
この際、MMTにはNASAの契約業者や様々な場所における支援部隊を組織し、連絡を取ることが要求される。
NASAの対策
MMTメンバーの変更
本部首席安全・ミッション保証官室や、NASAエンジニアリング安全センター(NASA Engineering and Safety Center: NESC)代表をMMTメンバーに追加しました。
スペースシャトル飛行前と飛行中のメンバー構成を統一し、スペースシャトルプログラムの副マネージャーを両MMTの議長に任命しました。
訓練の実施
打上げや着陸といったフェーズに加え、軌道上運用フェーズも含めた訓練・シミュレーションを実施し、その教訓をMMTプロセスに反映しています。
MMTの責任やプロセスの明確化し、構成メンバーに認証の取得・維持を要求しています。
全ての訓練活動について、NASA外部の評価を実施しています。
MMTコマンド・センター
MMTコマンド・センターを整備しました。
MMTに対する非常事態対応訓練の様子(2005年2月、3月)
スペースシャトル・ミッション・シミュレータ
(ジョンソン宇宙センター)
ミッション・コントロール・センター
(ジョンソン宇宙センター)
Firing Room
(ケネディ宇宙センター)
飛行再開タスクグループ(RTFTG)の判定:
完了
対策完了公表日:
2005年6月8日
最終更新日:2005年6月9日