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ホームスペースシャトルSTS-107「コロンビア号」事故についてCAIB勧告とその対策
 

勧告6.3-1

ミッション・マネジメント・チーム(MMT)訓練

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勧告内容
MMTに対して、打上げ・上昇以降に直面する可能性のあるクルーと機体の安全上の非常事態に関する訓練を実施すること。
これらの非常事態にはスペースシャトルもしくはクルーの喪失や無数の不確定・未知な事態を含むこと。
この際、MMTにはNASAの契約業者や様々な場所における支援部隊を組織し、連絡を取ることが要求される。
NASAの対策
  1. MMTメンバーの変更
    • 本部首席安全・ミッション保証官室や、NASAエンジニアリング安全センター(NASA Engineering and Safety Center: NESC)代表をMMTメンバーに追加しました。
    • スペースシャトル飛行前と飛行中のメンバー構成を統一し、スペースシャトルプログラムの副マネージャーを両MMTの議長に任命しました。
  2. 訓練の実施
    • 打上げや着陸といったフェーズに加え、軌道上運用フェーズも含めた訓練・シミュレーションを実施し、その教訓をMMTプロセスに反映しています。
    • MMTの責任やプロセスの明確化し、構成メンバーに認証の取得・維持を要求しています。
    • 全ての訓練活動について、NASA外部の評価を実施しています。
    • MMTコマンド・センター
      MMTコマンド・センターを整備しました。

      MMTに対する非常事態対応訓練の様子(2005年2月、3月)
      スペースシャトル・ミッション・シミュレータ
      (ジョンソン宇宙センター)
      ミッション・コントロール・センター
      (ジョンソン宇宙センター)
      Firing Room
      (ケネディ宇宙センター)
飛行再開タスクグループ(RTFTG)の判定:完了 対策完了公表日:2005年6月8日

 

最終更新日:2005年6月9日

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