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ホームスペースシャトルSTS-107「コロンビア号」事故についてCAIB勧告とその対策
 

勧告3.4-1

地上からの撮影能力向上

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勧告内容
画像システムを改善し、スペースシャトル打上げから少なくとも固体ロケットブースタ(SRB)分離までの過程で、予想される上昇方位角において有用なスペースシャトルの画像を最低3種提供できるようにすること。
これら項目の運用ステータスを、今後の打上げのための許可基準に含めるものとする。
これに加えて上昇中のスペースシャトル画像を提供するための、船や航空機の使用を検討すること。
NASAの対策

常時、3つの有効画像取得のため、以下の区分毎に光学観測器の地上設置箇所を増強し、打上げ・上昇時における破片の落下やオービタへの断熱材破片衝突の有無を観測します。

近距離(T-10秒~T+57秒) 従来比1箇所増の3カ所
中距離(T-7秒~T+100秒) 従来比2箇所増の6カ所
遠距離(T-7秒~T+165秒) 従来比7箇所増の11カ所

・更に、2機の航空機(WB-57)にカメラを搭載し高度60,000ft(約1,829m)から上昇中のスペースシャトルを撮影します。
・打上げは、有効な画像データが取得できる日中に限定します。
・撮影装置の機能確認を打上げ48時間前に行なうことを「打上げ基準(Launch Commit Criteria: LCC)」に規定しました。

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光学観測器
画像 画像
撮影用航空機(WB-57)
WB-57の機種に搭載されたビデオカメラシステム
(4,150mmの反射望遠鏡)

光学観測機器の設置場所と台数詳細
設置場所 方式 台数
39B射点
(ロンチプラットフォーム&ロンチタワー)
16mm
30
射点周囲 16mm
2
35mm
5
近距離追跡サイト(3ヵ所) HDTV
3
35mm
6
中距離追跡サイト(6ヵ所) 70mm
1
NTSC
1
HSDV
2
35mm
7
HDTV
6
長距離追跡サイト(11ヵ所) 70mm
2
NTSC
4
HDTV
5
35mm
11
WB-57航空機(2機) 赤外線
2
HDTV
2
Operational Television(OTV) HDTV
3
NTSC
9
広報用 NTSC
6
107
HSDV: High Speed Digital Video
  • 35mmフィルムカメラは最も高解像度でデブリの確認を行います。
  • HDTVカメラは35mmフィルムカメラと同じサイトに位置し、即時確認用(クイックルック)に使用します。
  • NTSCカメラはHDTVカメラが無いサイトでバックアップ的な位置づけです。
  • 70mmフィルムカメラは広い視野で映像が得られます。

 

RTFTGの判定:完了 対策完了公表日:2005年6月8日

 

最終更新日:2005年6月9日

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