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スペースシャトルエンデバー号(STS-89)は1998年2月1日午前7時35分(日本時間)にケネディ宇宙センターに無事着陸しました。

ミッション最新情報 宇宙放射線環境計測計画
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飛行 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目
注:本ホームページでは、NASAの使用している定義に従い、「クルーの起床から翌日のクルーの起床まで」を飛行**日目という表現で使用しています。

2月1日(日本時間)飛行10日目

ケネディ宇宙センターに着陸するエンデバー号

・シャトルの状況

 9日間の飛行を行ったエンデバー号は、日本時間で午前6時28分に軌道離脱制御を行った後、日本時間の午前7時35分(米国中部標準時1月31日午後4時35分)にケネディスペースセンターへ着陸しました。
 エンデバー号の飛行時間は8日19時間48分で地球を139周しました。なお、ミールから帰還したデイヴィッド・ウルフ飛行士は、宇宙での滞在日数128日を記録しました。

・着陸時間
 日本時間MET
メインギヤ接地時刻2月1日午前7時35分 9秒8日19時間46分54秒
ノーズギヤ接地時刻2月1日午前7時35分21秒8日19時間47分06秒
タイヤ停止2月1日午前7時36分19秒8日19時間48分04秒

・着陸後の作業

 米国東部標準時間で2月1日 2時10分amまでにスペースハブ社から、エンデバー号のスペースハブモジュールに搭載されていたRRMDのフライト試料(ドシメータ(5枚)とバイオスペーシメンボックスの試料)を受領しました。
 なお、RRMD-DU(ディテクターユニット:検出部)とDRU(データレコーダ)テープについても2月2日午前中に受け取る予定です。



1月31日(日本時間)飛行9日目

スペースハブ内で自由時間を過ごすクルー


・宇宙放射線環境計測計画の実験状況

 打ち上げ後、7日と21時間39分後にドシメーターの収納(曝露終了)を実施しました。
 また、打ち上げ後7日と21時間58分後(日本時間で1月31日午前9時過ぎ)にRRMDの計測を終了し、RRMD装置は停止されました。
 これによりSTS-89ミッションでの全てのNASDAの実験は終了しました。

・シャトルの状況

 クルーは軌道離脱に備えて、シャトルの各機器の点検を実施しました。




1月30日(日本時間)飛行8日目

シャトルから撮影したミールの写真

・宇宙放射線環境計測計画の実験状況

 打ち上げ後、7日と6時間0分後のSAA(南大西洋異常域)通過時に、一分間のデータ記録が行われた後、DRU(データレコーダ)の記録が停止してしまったことをNASAのコントロールセンター内の端末で確認しました。
 この対策として、DRUのリセットを打ち上げ後、7日と12時間01分に実施しましたが、立ち上がりまでの3分間はデータの取得が不可能となりました。その後のSAA通過時にはリセット後のデータ記録の稼働が正常に確認され、また以後の周回でも正常であることが確認されました。

・シャトルの状況

 シャトルは、順調に飛行しています。
 打ち上げから6日と14時間8分後の日本時間1月30日午前1時57分にミールとのドッキングを解除したシャトルは、ミールの周りを飛行してミール外部の写真撮影を行った後、軌道制御を行いミールから離れました。
 シャトルがミールと分離する24分前には、ミールの次の交代要員2人とフランスの実験者をのせたソユーズTM-27が打ち上げられました。



1月29日(日本時間)飛行7日目

シャトルクルーに別れの挨拶をするミールクルー


・宇宙放射線環境計測計画の実験状況

 実験は順調に進められており、各実験機器も正常に動作しております。
 平野PIのサンプル(3−7D)は不活性化のため冷凍庫に収納されました。

・シャトルの状況

 シャトルは、順調に飛行しています。
 ミールとの間の物資の輸送作業も終了し、日本時間の1月29日午前7時34分にシャトルとミールの間のハッチが閉じられました。
 ミールに119日間滞在したディビット・A・ウォルフは、STS−89で搭乗してきたアンドリュー・S・トーマスと交代し、シャトルで帰還します。
 アンドリュー・S・トーマスは、この後約4ヶ月間ミールに滞在する予定です。



1月28日(日本時間)飛行6日目

ミールから見た地球

・宇宙放射線環境計測計画の実験状況

 実験は順調に進められており、各実験機器も正常に動作しております。
 RRMDの計測データは地上に伝送されますが、南大西洋上空の南大西洋異常域(SAA)では、計測データが非常に多く、搭載されたデータ記録部に記録するようになっておりますが、SAA通過時刻テーブルの更新時にデータ記録ユニットとの間で通信エラーが発生しました。再更新の結果、現在は正常に動作しています。
 平野PIのサンプル(3−7D)培養を継続中です。
 大西PIのドシメータ試料実験も継続実施中です。

・シャトルの状況

 シャトルは、順調に飛行しています。
 ミールとの物資の輸送作業も半ばを越え、CNNやロシアのニュースメディアとのインタビューを実施しました。



1月27日(日本時間)飛行5日目


・宇宙放射線環境計測計画の実験状況 

 実験は順調に進められており、打上げから4日と43分、BBNDによる実験は終了しました。
 これに引き続き、RRMDディテクタ部がBBNDに代わってRRMD制御部に接続され、打上げから4日と12時間59分からRRMDによる実験が開始されました。
 RRMDでは、宇宙放射線の入射時刻、入射方向、放射線の種類等がリアルタイムで計測します。
 現在、RRMDは正常に動作しております。
 平野PIの2−5Dサンプルを打上げから4日と20時間53分後に冷凍庫に収納しました。

・シャトルの状況   

 シャトルは順調に飛行しており、シャトル、ミール間の物資の移動も約60%の作業が終了しています。
ミールから撮影したドッキング中のシャトルシャトルとミールのクルー



1月26日(日本時間)飛行4日目

宇宙服の装着チェックを行うクルー


・宇宙放射線環境計測計画の実験状況  

 実験は順調に進められており、予定通りにRRMD実験を続行しています。
 打上げから3日と19時間55分後に大西PIのロングサンプルの不活性化を実施しました。
 また、BBNDデータも順調に受信しています。

・シャトルの状況   
 ミールとのドッキングから2日経った現在、シャトルは順調に飛行しており、シャトルからミールへ輸送物資の移動が進められています。



1月25日(日本時間)飛行3日目

エンデバーとミールのクルーの対面

・宇宙放射線環境計測計画の実験状況

 実験は順調に進められています。
・予定通りRRMD実験を続行しています。
・大西PIのショートサンプルは実験を終了しました。
・飛行2日目に活性化が開始された平野PIの実験試料は、1月26日7:36am日本時間に冷凍庫に収納されました。
・予定通りBBNDデータを受信しています。

・シャトルの状況
 1月24日2:14pmCST(1月25日5:14am日本時間)に、ミールとドッキングしました。1月24日4:25pmCST(1月25日7:25am日本時間)にハッチが開かれ、エンデバーとミールのクルーが対面しました。

1月24日(日本時間)飛行2日目


ドッキング直前のミール

・宇宙放射線環境計測計画の実験状況

 スペースハブ内に搭載されたNASAの実験装置の一つであるVOAの不具合のため、RRMDのセットアップ、起動の開始が遅れていましたが、打上げ後21時間16分後に電源が投入され、打上げ後21時間36分後にBBNDによる中性子計測が開始されました。
 平野PIの試料の活性化は打上げ後19時間53分後に開始されました。
 大西PIの実験試料の活性化は、打上げ後20時間10分後から開始されました。

・シャトルの状況

 エンデバー号では現在、明日のランデブ/ドッキングに備えた準備作業を実施しています。



1月23日(日本時間)飛行1日目 エンデバー号打上げ

エンデバーの打上げ

 米国航空宇宙局(NASA)は、スペースシャトル「エンデバー」(STS−89)を、1月22日9:48pmEST(1月23日11:48am日本時間)、フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)から打ち上げました。

 STS-89は、本年の6月から着手される国際宇宙ステーション計画の組立ておよび運用のリスク低減を目的に米露が実施しているシャトル/ミール・ミッションの8回目であり、国際宇宙ステーション(ISS)が予定している軌道を飛行することになっています。

 宇宙開発事業団が実施するRRMDとBBNDによる宇宙放射線環境計測の実験開始予定時刻は、次のとおりです。

・RRMDによる計測開始 米国東部標準時間 1月27日 9:58am
日本時間1月27日 11:58pm
・BBNDによる計測開始米国東部標準時間1月23日 4:33pm
日本時間1月24日 6:33am

 RRMDのセットアップ、起動の開始時間に変更(打上げ後17時間30分後→打上げ後17時間45分後)がありましたが、所定の作業は、全て行われる予定です。
 シャトルは、順調に飛行を続け、クルーは、第1回目の睡眠(1月23日2:00amCST〜10:00amCST頃(1月23日5:00pm日本時間〜1月24日1:00am日本時間頃))に入っています。



・略語

CST:Central Standard Time 米国中部標準時間
RRMD:Real time Radiation Monitoring 実時間放射線モニタ装置
MET:Mission Elapsed Time ミッション経過時間
VOA:Volatile Organic Analyzer 揮発性の有害ガス分析機
BBND:Bonner Ball Neutron Detector 中性子モニタ装置
PI:Principal Investigator 代表研究者
EST:East Standard Time 米国東部標準時間
SAA:South Atlantic Anomaly 南大西洋上空の南大西洋異常域



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宇宙放射線環境計測計画
STS-89ミッション
お知らせ/発表文
実験運用結果

最終更新日 2002年2月8日


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