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STS-85には6名の搭乗員が搭乗します。その内訳は、船長1名、パイロット1名、ミッション・スペシャリスト(MS)3名、ペイロード・スペシャリスト(PS)1名です。MFDペイロードの飛行運用は、MSであるジャン・デイビスとスティーブン・ロビンソンが担当します。Dr.デイビスは、今回で3回目の飛行となりますが、1992年(平成4年)には第一次材料実験(FMPT:First Material Processing Test)で、日本の毛利宇宙飛行士と共に飛行しています。一方、Dr.ロビンソンは、今回が初飛行となります。
カーチス・L・ブラウンJr.(Curtis L. Brown, Jr.)米国空軍中佐コマンダー(船長)NASA(米国航空宇宙局)宇宙飛行士1956年3月11日ノースカロライナ州生まれ。米国空軍士官学校にて電気工学の学士号を取得。 飛行歴:STS-47、STS-66、STS-77 |
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ケント・V・ロミンガー(Kent V. Rominger)米国海軍中佐パイロット(操縦士)NASA宇宙飛行士1956年8月7日コロラド州生まれ。米国海軍大学院にて航空工学の修士号を取得。 飛行歴:STS-73、STS-80 |
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N・ジャン・デイビス(N. Jan Davis)博士ミッション・スペシャリスト−1(MS-1)NASA宇宙飛行士1953年11月1日フロリダ州生まれ。アラバマ大学にて機械工学の修士号と博士号を取得。 飛行歴:STS-47、STS-60 1987年にNASA宇宙飛行士となった後、STS-47(FMPTで毛利PS(当時)らと同乗)およびSTS-60にMSとして搭乗。STS-47ではスペースラブの運用や各種実験を、STS-60ではロボットアームによる衛星の放出・回収や結晶成長実験を実施した。その他、NASA宇宙飛行士室において、キャプコム(スペースシャトルとの通信管制官)やロボットアーム開発、ペイロード開発等に携わった。STS-47で同乗したMark Lee MSは夫。STS-85ではMFDの飛行運用などを担当する。 | |
ロバート・L・カービームJr.(Robert L. Curbeam ,Jr.)米国海軍少佐ミッション・スペシャリスト−2(MS-2)NASA宇宙飛行士1962年3月5日メリーランド州生まれ。米国海軍大学院にて航空宇宙工学の修士号を取得。 今回が初飛行。 |
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スティーブン・K・ロビンソン(Stephen K. Robinson)博士ミッション・スペシャリスト−3(MS-3)NASA宇宙飛行士1955年10月26日カリフォルニア州生まれ。スタンフォード大学にて機械工学の修士号と博士号を取得。 今回が初飛行。 STS-85ではMFDの飛行運用などを担当する。 |
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ビオニ・V・トゥリグベイソン(Bjarni Tryggvason)ペイロード・スペシャリスト(PS)カナダ宇宙飛行士1945年9月21日アイスランド生まれ。ブリティッシュコロンビア大学にて物理学の学士号を取得。 今回が初飛行。 |