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JAXAの宇宙ステーション補給機「こうのとり」（HTV）運用管制チームは、米国のシグナス補給船の運用支援※を続けてきました。

2013年9月18日に打ち上げられた「シグナス補給船実証機（Orb-D1）」に始まり、2017年11月12日に打ち上げられた「シグナス補給船運用8号機（OA-8）」に至るまで、5年に渡るHTV運用管制チームのシグナス運用支援の歴史をご紹介します。

※シグナスの運用支援について
シグナス補給船は、「こうのとり」のISSへのランデブ・結合方法と同じ方式を採用しています。これは、「こうのとり」が世界で初めて実現した、安全性の高いロボットアームを使ったISSへの結合方式で、ISSにおける新たなスタンダードとして定着しています。

また、ISSに接近したシグナス補給船は、日本が「こうのとり」のために開発した近傍通信システム（Proximity Communication System: PROX）との通信を確立し、PROXを介してISSと通信を行います。HTV運用管制チームがこのシグナス補給船の運用を支援していました。

PROXについてはこちら

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