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ミール情報(8月13日)


● 全体状況

  • ロシアのツィビリエフ、ラズートキン両飛行士の帰還は、日本時間の8月14日(木)午後5時53分に予定されている。

    帰還するソユーズTM25のシステムの点検及び荷物の積み込みは、既に終了している。

  • 故障のため電源がOFF状態のままになっているエレクトロン酸素発生装置の修理作業について、先週末よりロシア地上コントロールセンターにおいて、作業手順の確認が行われている。手順確認が終了次第、ミールのクルーへ手順が伝えられる予定。

    また、ロシア航空宇宙局は、クバント2に設置されているもう1つのエレクトロン酸素発生装置を稼働させることについても検討を行っている。

  • エレクトロン酸素発生装置の修理作業中に、酸素発生装置と空気タンクの間のパイプに傷が付いているのが発見された。これについて、現在ミールに替わりの部品がないことから、9月のSTS−86アトランティスで修理品を輸送することが検討されている。
  • その他のミールのシステムは安定しており、バッテリは各システムに対し十分な電力を供給している。
  • ロシア航空宇宙局は、9月に予定されているスペクトルモジュールの外壁の船外調査に、米国フォール飛行士の参加を望んでいることを表明をした。

    これについて、NASAはフォール飛行士を参加させる方向で検討を行っていると表明した。最終的な決定は、数日中に発表される予定。


● クルーの状況

 現在ミールには、ロシア人飛行士4名、米国人飛行士1名の合計5名の飛行士が滞在し、クルー交代のための作業を行っている。

 ロシア人のツィビリエフ、ラズートキン両飛行士は、日本時間の8月14日(木)午後5時53分にミールより切り離され、約3時間後の午後9時16分に中央アジアに軟着陸する予定。帰還のための荷物の積み込み作業や帰還に使用するソユーズTM25のシステムの点検は、既に終了している。

 ミールの修理作業を行うために、日本時間の8月8日(金)にミールに到着したロシア人飛行士ソロブヨフ、ビノグラドフは、地上コントロールセンターより送られてきた船内修理作業(8月20(水)日予定)のシミュレーションビデオを見て作業の手順確認等を行っている。

 米国フォール飛行士は、温室を用いた科学実験を継続している。フォール飛行士は、9月に予定されているSTS−86で米国ウォルフ飛行士と交代する予定。


● ドッキング作業について

 ミールには2つのドッキングポート(コアモジュールの前方に1つ、クバント1に1つ)があり、現在ソユーズTM25がコアモジュールの前方に、ソユーズTM26がクバント1にドッキングしている。

 ソユーズTM26のドッキングポート確保のため、日本時間の8月6日(水)午後8時46分、クバント1から一時的に切り離されたプログレスM35輸送機は、現在、ミールから十分離れた軌道上で待機している。

 今後の予定を以下に示す。

  • 8月14日(木)午後5時53分(日本時間)にロシア人飛行士2名が、コアモジュールにドッキングしているソユーズTM25で帰還する。
  • 8月15日(金)午後10時26分(日本時間)クバント1にドッキングしているソユーズTM26を切り離し、約45分間かけてコアモジュール側へ移動させる。この際クルーはソユーズTM26に搭乗し、6月の衝突事故で損傷したスペクトルモジュールの損害状況を調査することになっている。ミールとのドッキングは、自動ドッキングシステムにより行われる。(日本時間8月8日のミールとのドッキングの際には、同システムに異常が発生し、手動に切り替えてドッキングするという事態が起きている。:ソユーズドッキング中の不具合について参照)
  • 8月16日(土)待機させておいたプログレスM35をクバント1へ再びドッキングさせる。(今年3月のクルー交代の際には、この作業に失敗し、プログレスM33を大気圏へ投棄するという事態が起きている。)
 プログレスM35は、引き続き物資の保管や廃棄物の収容等に使用され、10月〜11月頃、次のプログレス輸送船が到着する前に大気圏に投棄される予定。


● ソユーズドッキング中の不具合について

 日本時間8月8日(金)にミールにドッキングしたソユーズTM26は、当初、自動ドッキングシステムでドッキングを行う予定であった。

 ところが、ミールから13mの距離まで接近した時点で、自動ドッキングシステムに異常が発生したため、安全のために一時ミールから25mの距離まで後退し、その後、手動でドッキングを行った。

 これについて、NASA側の見解としては、今回の事態はトラブルではなく、より安全のために行われた処置としている。

 NASAに報告された情報では、自動システムでミールまで10数mの距離まで接近した時、ソユーズ側からミールのドッキングターゲットが見えにくかったため、安全のため自動でのドッキングを中止し、手動でターゲットが確認できる方向からドッキングを行ったとのことである。


● 船内修理作業

ミールの電力回復のための船内修理作業は、8月20日(水)に行われる予定。


● 船外修理作業

 プログレスとの衝突により損傷したスペクトルモジュールの船外修理作業について、ロシア航空宇宙局は以下のスケジュールを考えている。

  1. 現在クバント1にドッキングしているソユーズTM26を、8月15日(金)ミールのコアモジュールのドッキングポートへ移動する際に、スペクトルモジュールの側を通り、ソユーズTM26からスペクトルモジュールの損害状況を調査する。(移動の際、クルーはソユーズTM26に搭乗する。)
  2. 9月3日(月)にロシア人飛行士により最初の船外修理作業が行われる。この作業では、スペクトルの外壁の調査だけで、穴をふさぐ作業は行わない。また、ロシア航空宇宙局はこの作業に米国フォール飛行士の参加を希望していることを表明した。

    これに対し、NASA側もフォール飛行士を参加させる方向で検討を行っていることを表明した。最終的な決定は数日中に行われる予定。

  3. 9月打上げ予定のSTS−86アトランティスのデイヴィッド・ウルフ飛行士の到着後、スペクトルモジュールの穴をふさぐ作業を行う。

 ウォルフ飛行士は昨年8月よりロシアでトレーニングを行っており、来年1月のミール滞在ミッションとしては最後になるシャトル/ミールミッションに参加する予定であった。

 現在ウォルフ飛行士は、ロシア宇宙飛行士訓練センターで船外修理作業の訓練を行っている。

 STS−86は、ウォルフ飛行士の訓練のために、一週間程度打上げスケジュールが遅れ、9月25日(火)頃の打上げになる予定。

 STS−86には、当初、フォール飛行士と入れ替わりでミールに滞在する予定となっていたウェンディ・ローレンス飛行士も搭乗する。ただし、ローレンス飛行士は、船外活動に必要なロシア製宇宙服のサイズが合わないこと、船外活動の訓練を受けていないこと等から修理作業には参加せず、科学実験等を行い、フォール飛行士とともににアトランティスで帰還する予定。その間に万一ウォルフ飛行士が病気等で修理作業が出来くなった場合は、ウォルフ飛行士に替わりローレンス飛行士がミールに滞在し修理作業のバックアップを行う。ただし、船外作業は行わない。


● 酸素供給

  • ミールのクバント1に設置されているエレクトロン酸素発生装置は、先週より修理作業が行われていたが、依然として回復していない。

    同装置(6月にクーリングシステムのレギュレータバルブの不具合によりオーバーヒートを起こし、時間的な制限付きで稼働させていた)は、先週あたりからシステムが勝手に立ち下がる状態が数回起こっていた。原因として、ガス検知器の中に汚物等が入り込んでいるためと考えられている。

    ロシア航空宇宙局は、先週末より同装置の与圧制御フィルタと真空バルブフィルタの清掃のための手順の確認を行っており、手順確認が終了次第、ミールのクルーへ作業手順の連絡を行う。

    また、クバント2に搭載されているエレクトロン酸素発生装置(電力不足のため6月の衝突事故以来OFF状態となっている。)にコアモジュールから電力を供給し、稼働させることについても検討を行っている。

    ロシア航空宇宙局は、仮にこの作業が失敗しても、クルーは酸素発生キャンドルを使用することで約2ヶ月間は必要な酸素が得られるとしている。このため同局は、現在の状況は直ちにクルーの生命に影響を及ぼすものではないと見ている。

  • 現在ミールの酸素は、酸素発生キャンドルにより賄われている。

    このキャンドルは、2月の火災事故の原因になっていることから、使用する際は、すぐ側に消化器とガスマスクを常に準備している。

  • エレクトロン酸素発生装置の修理作業中に、同装置と空気タンクの配管に傷がついているのがクルーにより発見された。この修理については替わりの部品がないために、9月のSTS−86で修理品を運ぶことが検討されている。
  • 二酸化炭素除去装置は正常に稼働中


● 姿勢制御

 ミールの12機のジャイロスコープのうち、現在10機が稼働中。ミールの姿勢制御に対して、十分な能力を供給している。


● その他

 来年1月のシャトル/ミールミッションのウォルフ飛行士の代役について、NASAは、1、2週間のうちに決定する予定。


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