7月25日(金)NASAオペレーションリーダより、8月5日打上げのソユーズTM26とミールとのドッキングについて以下の説明があった。
現在ミールのドッキングポート(コアモジュールの前方に1つ、クバント1に1つ)には、ソユーズTM25がコアモジュールの前方に、プログレスM35がクバント1にドッキングしている。
現在の計画では、新しいロシア人クルー2名を乗せたソユーズT26(日本時間8月6日(水)打上げ予定)が打上げられた次の日(日本時間8月7日(木)予定)に、プログレスM35をクバント1から一時的に切り離し、替わりにソユーズTM26がクバント1へドッキングする(日本時間8月8日(金)予定)。
その間プログレスM35はミールに対し一定の状態を保って軌道上に待機する。
8月14日(木)(予定)に現在のロシア人クルーがソユーズTM25で帰還した後、ソユーズTM26をクバント1から切り離し、コアモジュール前方へ移動させる。
8月16日(土)(予定)待機させておいたプログレスM35をクバント1へ再びドッキングさせる。(今年3月のクルー交代の際には、この作業に失敗し、プログレスM33を大気圏へ投棄するという事態が発生している。)
プログレスM35は、引き続き物資の保管や廃棄物の収容等に使用され、10月〜11月頃、次のプログレス輸送船が到着する前に大気圏に投棄される予定。