ミールのシステムは安定しており、バッテリはフルチャージ状態。
クルーの健康状態は良好。7月14日に不整脈の症状を訴えたツィビリエフ船長の健康状態も安定している。
クルーは24日(木)朝(日本時間)、コアモジュールのエアダクトからクリスタル、プリローダモジュールへ暖かい風を送風し、両モジュールの結露を防ぐための処置を実施した。両モジュールにはそれぞれ換気システムが設置されているが、6月25日の衝突事故以来、電力不足のため電源がOFF状態となっている。
また、クルーは日本時間の25日(金)、26日(土)の2日間で、ミールの12機あるジャイロスコープで現在不具合を起こしている4機のうちの2機について修理を行う予定となっている。ミールの姿勢制御には8〜9機のジャイロスコープが必要とされており、今回修理されるジャイロスコープは現在稼働中の8機のジャイロスコープの予備的な物となる。